東京学館新潟で二塁送球1.9秒台の強肩がプロに注目された八幡康生捕手が、白鴎大に進学して再びプロ入りを目指す。
ドラフト会議では名前呼ばれず
八幡康生捕手は、昨年夏の甲子園に出場すると、二塁送球1.9秒の送球がスカウトに注目された。ドラフト会議では「元々、可能性は高くなかった」とプロ志望届を提出したものの名前は呼ばれず、「大学で4年間やってからでもチャンスはある。諦めず、4年間頑張ってもう一度チャレンジしようという気持ちです」と話した。
その八幡選手は白鴎大に進学する。白鴎大は昨年の大学野球選手権でベスト4入りするなどの競合で、2016年には大山選手がドラフト1位で阪神に、2022年には曽谷投手がオリックスにドラフト1位で指名されている。リーグからは昨年に上武大の進藤勇也捕手が大学代表捕手としてプレーし、北海道日本ハムにドラフト2位で指名された。
まずはチーム内での競争となる。多くの部員が全国から入ってくる白鴎大で、東海大静岡翔洋の米倉輝捕手なども入学が決まっており、八幡投手は「登記達と切磋琢磨しながら自分を更に高めたい」と話した。
「肩にはさらに磨きをかけて、上にいる選手たちに追いつき、追い越せるように頑張りたい」と話し、やや課題の打撃についても「高校ではバッティングが少し足を引っ張ってしまっていた。全体的にレベルを上げなければプロの世界で戦うことは厳しい」と話し、打撃力アップも目指す。
高校でバッテリーを組んだエースの涌井陽斗投手など、チームメイト3人は同じ関甲新リーグの新潟医療福祉大に進学するという。チームメイト対決も注目される。
八幡、白鴎大でプロ再挑戦 ‐ スポーツニッポン新潟版
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