東海大、山崎伊織投手と小郷賢人投手は復活に向けてキャッチボール

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東海大はこの日、今年初のオープン戦として桐蔭横浜大と対戦した。プロ注目の山崎伊織投手、小郷賢人投手は登板せず、回復に向けてキャッチボールなどをやっているという。

新1年生が活躍

オープン戦では星稜高校で1番を打ち、奥川投手(東京ヤクルトドラフト1位)、山瀬捕手(巨人ドラフト5位)などと共に夏の甲子園で準優勝をした東海林航介選手が1番センターで出場すると、初回の第1打席で1ボールからの2球目を思い切りスイングしてライト線への3ベースヒットををいきなり打った。「ファーストストライクを積極的に振った結果」と話した。

その後の打席は2つの四球を選んで出塁するなど、さすがの活躍を見せたが、「まだ準優勝の成績だけで、お試し中だと思う」と話したものの、安藤監督は「甲子園で結果を出しているし、1番打者として、開幕からリーグ戦も任せられるようになればと考えている」と、開幕1番の構想について話した。

東海林選手は「合宿所と室内練習場、グラウンドが同じところにあって、すごくいい環境。大学生になってすべてのプレースピードが違うと感じてきた。」と話し、2月1日の入寮から練習を続けている。そして「4年間で奥川、山瀬を追い越すくらいの選手になりたい」と大学4年間でプロの舞台に上がることを目指す。

回復に向けて

東海大は153キロ右腕の山崎伊織投手と155キロ右腕の小郷賢人投手がいるが、この日は登板は無かった。昨年秋は小郷選手が故障で登板できず、山崎投手も横浜市長杯で右ひじの違和感によってその後の明治神宮大会では登板をしていない。

故障の具合が気になるが、安藤監督は「2人とも少しずつキャッチボールなどやっている」と話し、復活に向けて徐々に投げられるようになっているとのこと。3月中旬から下旬ごろのオープン戦には登板できるのかもしれない。プロもファンも二人の復活登板を待ち望む状態が続く。

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今秋ドラフト候補に挙がる山崎伊織(3年、明石商)、小郷賢人(3年、関西)の両右腕の登板はなかった。昨秋以降、ともに右肘を痛めるなどして本調子ではなかったが、安藤強監督は「2人とも少しずつキャッチボールなどやっている」と回復に向かっていることを明かした。

奥川恭伸投手(ドラフトでヤクルト1位指名で入団)、山瀬慎之助捕手(同巨人に5位指名で入団)と一緒に甲子園で堂々とプレーしていた経験を東海林が1戦目から生かした。
第1打席、1ボールからの2球目を思い切りよく振り抜いた東海林は、試合後に「紅白戦を経験し、きょうの試合では、積極的にいこうと思っていた。インコースよりの真っすぐだったと思う。はじめにいい結果が出てよかった」と笑顔を見せた。

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