富士大・金村尚真投手にスカウト陣絶賛、敗戦も10回2失点も「上位ある」

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大学野球選手権では、富士大の金村尚真投手が大商大と対戦、延長タイブレークの10回までを1人で投げ抜き122球の熱投を見せた。この日は12球団のスカウト陣が視察をし、ドラフト上位指名確実の評価を受けている。

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147キロ

金村尚真投手は、持ち前の精度の高い変化球を中心に自分の投球を見せる。ストレートも小さなテイクバックから147キロを記録、スカウトのスピードガンでは149キロを記録するなど球威もあった。

6回まで大商大打線を無失点に抑えた、しかし、1−0とリードした7回に内野安打2本で1アウト2、3塁のピンチに、「甘く入った。初級を投げきれず、弱さで負けた」と初球をセンター前に運ばれて1失点、同点に追いつかれた。

「絶対に1点もあげたくない」と登板したタイブレークの延長10回のマウンドも、1アウト2、3塁からタイムリーヒットで1失点、1点に抑えたものの裏に味方が得点を奪えず初戦敗退となった。

投球全体については「全体的にゾーンに投げられて、三振を取れたのは良かった」と話したが、「1戦で終わるために全国に来たわけではない。自分の力のなさの一点ですね」と悔しさを語った。

プロスカウト絶賛

「プロ入りはずっと目標だった。もう一回、一から真っすぐも変化球も見直さないといけない」と話した金村投手だが、この日、視察した12球団のスカウトは、金村投手を絶賛した。

東京ヤクルト・小川GM:「きっちり両コーナーに投げ分けていて、制球力がある。スタミナもあって球も強い。」

広島・苑田スカウト統括部長:「球の切れもコントロールも良い。今年の中では目立つ投手。スライダーもフォークも使える。先発として、しっかり試合をつくることができる投手。」

横浜DeNA・進藤編成部長:「カットボールの精度が高い。先発としてはもちろん、中継ぎで1イニングを投げたらどんな球なんだろうと思わせてくれる投手。」

横浜DeNA・欠端スカウト:「スタミナもついてきている。抑えとかセットアッパーになれたら」

中日・松永スカウト部長:「パワー投手と思っていたが思ったより制球力がある」

福岡ソフトバンク・永井スカウト部長:「先発の素質がある。どの球種でもカウントが取れて、ストライク率も高い。相手打者は絞りづらいと思う。」

オリックス・内匠スカウト:「球の強さ、速さがある。気持ちの入った投球だった。試合は負けたがいいところが見られた。プラスの評価になる。当然、上位もある」

阪神・葛西スカウト:「速球が走って変化球も多彩。低めのスライダー系が良かった。球速も出ていて149キロ。丁寧に投げて打者を観察する投手。即戦力に近い。可能性はあると思います」

投球的には150キロを超す豪速球を投げるのではなく、小さなテイクバックで投げてくるため、ここ最近のドラフト1位級投手を見ていると評価するのは難しいと感じるかもしれないが、1球1球の質と強さがあり、どんな場面でも抑える力のある投手で、1年目から先発、リリーフとしてかなりの戦力になると思うし、プロ入り後に150キロを超す球を投げて力で抑えるような投球スタイルに変わる可能性もある。

高校、大学、社会人とドラフト上位候補がなかなか揃わない今年のドラフトにおいて、ドラフト2位指名以上は確実と見られる。

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▽ヤクルト小川GM きっちり両コーナーに投げ分けていて、制球力がある。スタミナもあって球も強い。

▽広島苑田スカウト統括部長 球にキレがある。先発として、しっかり試合をつくることができる投手。

▽DeNA進藤編成部長 カットボールの精度が高い。先発としてはもちろん、中継ぎで1イニングを投げたらどんな球なんだろうと思わせてくれる投手。

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▼広島・苑田聡彦スカウト統括部長 球の切れもコントロールも良い。今年の中では目立つ投手。スライダーもフォークも使える。先発、救援どちらでもいけると思う。

 ▼阪神・葛西稔スカウト 丁寧に、打者を観察しながら投げられる投

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1-0の七回1死二、三塁で初球を中前に痛打され、同点に。「甘く入った。初球を投げきれず、弱さで負けた」と一球に悔やんだ。ただ、この日は最速149キロの真っすぐとキレのある変化球をうまく駆使し、8奪三振。プロ12球団のスカウトに猛アピールし、阪神・葛西スカウトは「最後まで粘って投げていた。即戦力に近い投手」と評価した。

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