東都リーグ1部に復帰した駒澤大が、1月7日に始動した。エーアンリン投手、東田健臣投手と共に注目される高井駿丞投手は「プロを目標に結果にこだわりたい」と話した。
プロ注目3投手
昨秋の東都リーグ1部2部入れ替え戦で東洋大に勝利し春から1部リーグに復帰する駒澤大は、エーアンリン投手、東田健臣投手、高井駿丞投手など4年生投手陣が豪華だ。
エーアンリン投手は187cmの長身右腕で最速150キロの速球を投げ下ろし、1年の秋から東都リーグ1部で投げ1勝を挙げている。2年時は春・秋共に0勝2敗と勝ち星を挙げられなかったが、秋は防御率1.89を記録しており、昨年ドラフト1位で指名され得た東都の他チームの強力エースとの投げ合いをしていた。昨年春は調子を崩すと、2部に降格した秋は登板はなかった。今年はまずは復帰の登板に注目したい。
東田健臣投手は最速148キロの速球を投げる左腕投手で、昨年秋の2部リーグではリリーフで登板し、3勝0敗、防御率0.39で1位となっている。3回など長いイニングを投げてチームに勝利をもたらすリリーフ左腕で、1部2部入れ替え戦でも4試合全てに登板し、3回戦では8回から登板して3回1安打5奪三振無失点でチームの勝利に貢献した。12月の侍ジャパン大学代表候補強化合宿にも参加している。
そして昨年秋に先発1戦目を任されたのが高井駿丞投手だ。146キロの速球を投げる左腕投手で、4勝0敗、防御率は東田投手に続く2位のの0.73を記録した。その前には1部リーグでも1勝をしており、「今年はプロを目標に結果にこだわりたい。春秋で通算10勝が目標」と話し、「今季だけでも春5勝、秋5勝、と高いところに目標を置いた方がいいと思っている。これが達成できたら、プロへの自信が持てる」と話した。
高井投手は広島商時代からダイナミックなフォームからの140キロを越す威力あるストレートと大きな変化球を投げて注目されている。今年の1部リーグの投球が注目される。



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