DeNAがドラフト1位指名の小園健太投手と仮契約、契約金1億円、年俸1320万円

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横浜DeNAは、阪神との抽選の末に獲得したドラフト1位指名の小園健太投手と、契約金1億円、年俸1320万円で仮契約を交わした。契約の場にはサプライズで三浦監督も同席した。

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サプライズ同席

和歌山市内のホテルで行われた仮契約、会場の部屋には三原代表などの他に、三浦監督がサプライズで座っていた。往復6時間をかけて和歌山に入り、仮契約の場面を見守った。

非常に真面目な性格が見て取れる小園健太投手は、このサプライズに終始緊張をしていたが、「気が引き締まった。高校と違って野球が仕事になるので、今まで以上に自覚を持って頑張りたい」と決意を語った。

契約金は1億円、年俸は2019年に単独1位指名をした森敬斗選手の1000万円を上回る1320万円を提示され、「それだけ期待していただいているということ。その期待に応えられるようにしないといけない」と話した。

三浦監督は「今は一番楽しい期間。プロに入ってからもオンオフの切り替えは大事。しっかり休むことでパフォーマンスも出せる。遊べるときに遊んでおいた方がいい」と話す。本当に遊びそうな選手にはかけない言葉を、小園投手にかけた。それだけ、三浦監督も小園投手の真面目な性格を見つめていたと見られる。

これから入団発表が終わり、落ち着かなかった日々は、ようやく少し落ち着くかもしれないが、まだ色々と準備をしていく必要があるかもしれない。それでも、正月明けには横浜へ移り、新人合同自主トレが始まる。学生として高校にいられるのも12月までで、残りの学生生活を楽しく過ごして欲しい。

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三浦監督の異例の行動にも期待が現れた。2球団競合の末、自ら引き当てた黄金ルーキーのため陸路で往復6時間以上をかけ、リーゼント姿の〝正装〟で和歌山入り。現在も練習を積んでいること、学業も順調なことを確認した上で「遊べるときに遊んでおいた方がいい」と語りかけた。

同じく高卒でプロ入りし、横浜の地で25年間の現役生活を全うした指揮官だからこその異色の〝金言〟。「今は一番楽しい期間。プロに入ってからもオンオフの切り替えは大事。しっかり休むことでパフォーマンスも出せる」と18歳に自身の経験を踏まえ助言した。

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