早くも来年、巨人・東洋大の152キロ右腕・甲斐野央投手を視察

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巨人のスカウトが早くも来年のドラフト候補を評価した。東洋大の152キロ右腕・甲斐野央投手の好投を絶賛した。

間違いなく候補に入る

東都リーグで優勝を争う東洋大vs亜細亜大の試合に、前日にドラフト会議を終えた巨人の岡崎スカウト部長が姿を見せた。目的としてはドラフト1位で指名した中央大の鍬原拓也投手や、ドラフト4位で指名した亜細亜大の北村拓己選手の試合があるためだったが、東洋大に来年の指名候補を見つけた。

甲斐野央投手は東洋大姫路出身で187cmの身長から152キロの速球を投げる。ポテンシャルがあるものの結果を残せずに高橋監督から「いつも怒られている」と話すが、この日は「それで爆発できた」と4回からリリーフで登板すると、速球にスライダー、ツーシーム、フォークボールなどの変化球も素晴らしく、9回までの6イニングを2安打12奪三振2四球で無失点に抑えた。

この投球に巨人の岡崎スカウト部長は「球に力がある。来年間違いなく候補に入る」と絶賛した。甲斐野投手も巨人ドラフト4位の北村選手からは3三振を奪い、「北村さんだけは押さえようと思った」と来年のプロ入りに向けて力試しをした。

この日、対戦した北村選手は3番ショートで出場し4打数1安打だった。また中央大の鍬原投手は登板はしなかったが、早くも来年のドラフト候補に標準を合わせていた。

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最速152キロの直球が武器の東洋大・甲斐野はスライダー、ツーシーム、フォークボールの変化球もさえ、18アウト中、12個を三振で奪った。
「相手が振ってくるので、初球が大事。追い込んでからは三振を、と思った」。負ければ優勝を逃す大事な一戦で好投した1メートル87、75キロの3年生右腕は「高橋監督の厳しい指導をいただいて、何とか勝ちにつなげたかった」と笑みを浮かべた。
前日26日にドラフト会議が終了し、プロのスカウトは来年に向けた活動がスタート。視察した巨人・岡崎スカウト部長は「球に力がある。来年が楽しみ」と評価した。

東洋大は負ければ優勝を逃す崖っ縁で、甲斐野が好救援で勝利を呼び込んだ。1―1の4回から登板し、6イニングを無失点。巨人にドラフト4位で指名された北村からの3三振など毎回の12三振を奪った。「いつも(高橋昭雄)監督に怒られているおかげで爆発できた」と力に変え、指揮官も「こんな立派に投げてくれるとは」と喜んだ。最速152キロを誇る右腕。視察した巨人の岡崎郁スカウト部長は「来年間違いなく候補に入る」と高く評価していた。

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