福岡ソフトバンクが、ドラフト1位で指名したJR西日本の佐藤直樹選手に指名あいさつを行った。
永井スカウト部長など
福岡ソフトバンクは永井編成部長兼スカウト部長と福山スカウトチーフが指名あいさつのため、広島市内のJR西日本広島支社を訪れ、佐藤直樹選手に1位指名のあいさつを行った。福山チーフからは「守備と足は1軍の即戦力として考えている」と伝えられ、佐藤選手は「高い評価をして頂いたので、頑張らないといけない」と話した。
佐藤選手は報徳学園時代に外野手と共に捕手を務め、その強肩にプロのスカウトも注目、さらに50m5.9秒の足も高く評価されていた。社会人に進むと足を生かすために外野手に専念し3年間プレーを続け、今年の都市対抗では3試合で打率.429を記録した。佐藤選手は「足と肩には自信があります。闘争心を持つことが大事と言われたし、誰にも負けないようにやっていきたい」と話し、自慢の肩と足では誰にも負けないと戦う姿勢を示した。
福岡ソフトバンクは、柳田選手、中村選手と外国人選手が外野を守るが、中村選手が出たり出なかったりとなり、また柳田選手がケガのため、今年は上林選手、釜元選手などがまもったものの、首脳陣が納得するような成績は残せなかった。また福田選手もFA移籍の可能性があり流動的となる中で、足と肩で突出した能力のある選手を指名した。
まずは中村選手、上林選手とのポジション争いに加わる能力の高さを見せたい。
ソフトバンクからドラフト1位指名を受けたJR西日本・佐藤直樹外野手(21)が18日、広島市内の同社広島支社で球団から指名あいさつを受けた。福山龍太郎アマスカウトチーフ(43)から「守備と足は1軍の即戦力として考えている」と激励され、「高い評価をして頂いたので、頑張らないといけない」と襟を正した。
自慢は足と肩。特に肩では「誰にも負けない」と自負する。俊足を生かした盗塁も武器で「キャンプでは甲斐選手相手に盗塁を決めたい」と挑戦状をたたきつけた。永井編成育成本部長は「即戦力です。すぐにでも外野手のレギュラー争いができると思っている。将来はトリプルスリーを狙える逸材」と競争率の高い外野手争いで勝ち抜くことを期待する。球団としては「上林の右打者」をイメージしており、佐藤本人は「1年目から開幕1軍を目指したい」と外野手の一角を狙うつもりだ。
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