千葉ロッテのドラフト2位・東妻勇輔投手、ネット書き込みに実力で見返す

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千葉ロッテがドラフト2位で指名した日本体育大の東妻勇輔投手が、指名あいさつを受けた。SNSで「こんな小さい選手獲ってどうするんだ?」という書き込みを見て、「実力で見返したい」と話した。

クローザー希望

東妻勇輔投手は172cm80kgの右腕で最速155キロの速球を投げる。昨年秋にはリーグ戦でノーヒットノーランを達成し、明治神宮大会優勝の立役者となり、今年1年間注目された。

ドラフト会議では千葉ロッテが2位で指名し、順当に指名された感じだが、東妻投手は「SNSでこんな小さい選手獲ってどうするんだ、という書き込みを見ました。何を分かってんねんと思う」と話し、「昔から身長で判断されたくないと思っていた。実力で見返したい」と力で見返すことを誓った。

野球は身長があまり関係ないスポーツだが、それでも長身から150キロの速球を投げおろす投手だったり、大きな体からパワーあふれる打撃を見せる選手が注目される。スカウティングでもやはり体の大きさというのが影響しているのは否めないし、おそらく多くの身長の低いプレーヤーは、それによって悔しい思いを経験していると思う。

それでもそれによって「負けず嫌い」が磨かれ、バネに力を伸ばす選手も大勢いる。プロでも成績を残す身長の低い選手は、そういう選手だろう。

指名あいさつをおこなった永野チーフスカウトは「本人はクローザー希望。井口監督に1年目から70試合投げられると伝えた」と話した。来年155キロの速球を見せて、70試合近い登板で結果を残す東妻投手の姿を見れば、ヤクルトの石川投手のように、多くの身長の低い野球選手に勇気を与える。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

野球選手としては小柄な1メートル72、80キロ。だが「身長で判断されるのが一番嫌い。実力で黙らせるしかない」と向こう気の強さでは誰にも負けない。最速155キロの直球、多彩な変化球も駆使するが最大の武器は「負けず嫌い」の性格だ。

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