山梨学院・垣越建伸投手が3回9K、DeNA、巨人など3球団視察し評価

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山梨学院の垣越建伸投手がこの夏初登板し、3回を9奪三振に抑える圧巻投球を見せた。

9者連続奪三振

この日の山梨高校との対戦で先発したプロ注目の144キロ左腕・垣越建伸投手は、初回の先頭打者にフルカウントから140キロのストレートで三振を奪うと、その後3者連続三振で1回を抑えた。そして2回も3者連続、そして9回も3者連続で三振を奪い、3回9者連続奪三振の投球を見せた。

山梨大会記録の12者連続三振の更新の可能性もあったが、垣越投手はここで降板した。「投げれば自信はあった。でも、これからのためにみんなが試合に慣れていくことが大事」と話す。最速は142キロ、遊び球を投げず、ストレートをストライクに投げ続けた。

3球団スカウト視察

この日は巨人、横浜DeNAなど3球団のスカウトが視察し、横浜DeNAの武居邦生スカウトは、「堂々としていてマウンドさばきも良い。左の本格派になり得る」と評価した。巨人は木佐貫スカウトが視察をしている。

垣越投手は中学時代に、飛騨高山ボーイズで大阪桐蔭に進んだ根尾昂投手と一緒にプレーしていた。甲子園で投げ合う事を目標に、まずは初戦を突破。そして、プロのスカウトも評価も挙げ、プロでも根尾選手と同じ舞台で投げることができるかもしれない。

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巨人・木佐貫スカウトら3球団が視察する中、1年生捕手の栗田勇雅を相手に183センチ、93キロの恵まれた体から上手投げでテンポよく投げこんだ。初回からこの日最速の142キロを記録した。自己最速は144キロ。直球とスライダーを組み合わせ、相手のバットを次々と振らせた。「きょうは速さより制球や試合のリズムを大事に投げた。チームに勢いをつける投球ができてよかった」。打っては3回に適時打。チームは14安打で毎回の12点を奪った。

視察したDeNAの武居邦生スカウトも「堂々としていてマウンドさばきも良い。左の本格派になり得る」と高く評価する。垣越は言った。「無失点に抑えるのが自分の役目。それを意識したい」。その目は根尾との投げ合いを見据えていた。

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