汎愛の147キロ右腕・羽田野温生投手はプロに「行けるなら行きたい」

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187cm右腕で最速147キロを記録して注目されていた、汎愛高校の羽田野温生投手が、履正社に敗れて夏が終わった。

最速142キロ

羽田野温生投手は、187cmの長身右腕で最速147キロの速球を投げ、この夏に打倒・大阪桐蔭ができる右腕として注目されていた。しかし、春先より右ひじの状態が良くなく、先日の試合では141キロどまり、そしてこの日の履正社戦も142キロどまりだった。

それでも3回まではノーヒット、6回に1点を失って同点に追いつかれるものの好投を続けた。そして8回、履正社の4番・白瀧選手の3ランホームランを浴びるなど4失点、1-5で最後の夏が終わった。状態が悪かったものの、強豪を互角の投手戦に持ち込む力を見せた。

この日は東京ヤクルトや阪神などのスカウトが視察をし、阪神の畑山俊二チーフスカウトは「体格的にも恵まれていて運動能力も高い。気持ちの入った投球で、いいものを見せてもらった」と評価した。

試合後に羽田野投手は、「行けたら行きたいと思っている。今のスタイルと同じように三振を取れるピッチャーになりたい」と話し、プロ志望を明らかにした。肘の状態が気になるものの、140キロ後半の速球を投げる大型右腕の素質は昨年時点で証明済みで、プロでの成長を期待したい。

2018年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト
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春先から右ひじ状態が万全ではないこともあり、この日の最速は142キロ。だったが、気迫のこもったピッチングを見せた。「(白滝に)フォアボールを出したくなくて(カウント)3―2からストライクを取りにいってしまったのが悔いが残る」と目をうるませた。

 今後については「(プロに)行けたら行きたいと思っている。今のスタイルと同じように三振を取れるピッチャーになりたい」とプロの世界を見据えていた。

春先に痛めた右肘の状態が万全ではなく、痛みなどはないが「80から90くらい」と話す中、最速143キロを計測し5回まで2安打無失点で相手を慌てさせた。決勝3ランについては「四球を意識して真っすぐが甘く入った。ちょっと悔いが残ります」と最後は涙をこらえた。
 ヤクルトなど数球団が視察。阪神の畑山俊二チーフスカウトは「体格的にも恵まれていて運動能力も高い。気持ちの入った投球で、いいものを見せてもらった」と評価した。
 羽田野は「自分の中では出し切れた。プロに行けるなら行きたい。将来的には三振をバンバン取れる投手になりたい」とプロ志望を表明した。

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