智弁学園の前川右京選手にMLB・ロイヤルズのスカウトが将来性を評価

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智弁学園は倉敷商に10-3で勝利、プロ注目の前川右京選手は2本の内野安打を記録し勝利に貢献した。

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自分のスイングが

春や奈良大会で1番、2番などを打っていた前川右京選手だが、この日はそれまでの指定席だった3番に入った。しかし、初回に一塁内野安打、4回に二塁内野安打でチームに貢献したものの、スラッガーとしての打撃ではなかった。

智弁学園の打者全体が、コンパクトにスイングし、相手投手の攻略に適応した打撃を見せており、10点を奪うなど手強さを感じさせた。前川選手も同じように、体の軸を前に移動させながら、自分から投球を迎えに行くような形でタイミングを合わせ、変化球にも対応する力を見せた。

甲子園で勝利するために、そのような打撃にしているのかと思ったが、試合後に前川選手は「まだ自分のスイングはあまりできていない。打席で雰囲気を出していけたら」と話し、小坂監督も「記録上は安打になっていますけど、打球が上がらない。狙い球を絞れていなかった」と話し、それは狙ったものではないことが分かった。

高校通算35本塁打のスラッガーで、ホームランの恐怖を感じさせる打撃ではない。しかし、コンパクトにインコースを振り抜いた打球は、特大のファウルを打つなど、持っているものの大きさは感じさせた。

MLB・ロイヤルズの大屋国際スカウトは「気負い過ぎて本来の姿ではなかった春から、きっちりと修正してきた印象だ。持ち味である対応能力を発揮。バットを振り出してから球に合わせるなど器用さがある。いいバッターはどんな体勢でも打っていけるし、投手にとっては脅威になる。内野安打2本に加え、引っ張って右翼へ大きなファウルも出たように体の強さも十分。経験を積んでいけばプロの世界でも通用するだろう。」と評価した。

打撃に悩んでいる時間がやや長くなっており、プロでの打撃の修正力に少し不安は覚え、少し話をして技術の理解や性格的なものも確認したい所ではあるが、プロで大きな打撃へと一から見直してゆけば、30本くらいを打てる選手になる可能性があると思う。

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それでも「自分のスイングができていない」と表情は硬く、小坂監督の評価も「受け身になっている。記録上はヒットだが、打球が上がらない。狙い球が絞り切れていない」と厳しい。

高校通算35本塁打の強打者は、奈良大会では主に1番を務めたが3番に戻った。「まだ自分のスイングはあまりできていない。打席で雰囲気を出していけたら」と満足感はなかった。小坂将商監督も「記録上は安打になっていますけど、打球が上がらない。狙い球を絞れていなかった」と高いレベルでの活躍を求めた。

智弁学園(奈良)の前川君は気負い過ぎて本来の姿ではなかった春から、きっちりと“修正”してきた印象だ。持ち味である対応能力を発揮。バットを振り出してから球に合わせるなど器用さがある。

 いいバッターはどんな体勢でも打っていけるし、投手にとっては脅威になる。内野安打2本に加え、引っ張って右翼へ大きなファウルも出たように体の強さも十分。経験を積んでいけばプロの世界でも通用するだろう。

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