聖光学院・山浅龍之介捕手が好リードで国体決勝へ、「結果的にスカウトに見てもらえれば」

高校野球ドラフトニュース 2022年ドラフトニュース

国体の高校野球硬式の部では、聖光学院が国学院栃木に3-0で勝利し、決勝に進出した。山浅龍之介捕手が巧みなリードでチームを引っ張っている。

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2年生に継承

この日は3年生の小林剛介投手が登板、135キロのキレの良いストレートを投げるが、山浅龍之介捕手が相手に的を絞らせないリードで、国学院栃木打線を完封した。攻撃では2年生が活躍を見せ、「2年生の高中、三好が苦しい場面で打ってくれた。2年生に助けてもらったので必死に守り切りました。剛介も良いピッチングをしてくれました」と、2年生についても評価をした。

山浅選手は二塁送球が1.84秒を記録する強肩でプロも注目するが、捕手としての姿勢が非常に注目される。まだ数試合を通すとムラがあったりもするが、プロでもチームの中心選手になる素質があると思う。

今年は捕手が豊作で、大阪桐蔭の松尾汐恩選手、九州国際大付の野田海人選手、健大高崎の清水叶人捕手、東海大札幌の唐川侑大選手、市立船橋の片野優羽捕手などがプロ志望届を提出しているが、夏の甲子園で東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクが山浅捕手を「強さと正確性を両立しているスローイングが魅力です」と高く評価しており、山浅選手も指名が有力と見られる。

「野球を始めた時から目標はプロ野球選手。それに向けて中学、高校と無駄な時間を過ごさないように意識してきた。本当にプロになりたいという思いが素直にあった。プロの世界に入っていろいろな人に恩返しをしたい」と熱い思いを話す山浅選手だが、プレーではあくまで冷静で、「アピールというより、まずはチームとして日本一を狙っている。一選手としてしっかりプレーして、結果的にスカウトの人たちに見てもらえればいいと思います」と話した。

国体の決勝では大阪桐蔭と対戦し、松尾捕手との直接対決が注目される。

2024年度-高校生捕手のドラフト候補リスト
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
鉄壁の守備でプロへ 聖光学院を国体決勝に導いた山浅龍之介「日本一を狙っている」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 聖光学院が準決勝で国学院栃木を3―0で下し、5日に行われる決勝進出を決めた。今秋のドラフト候補に挙がる山浅龍之介(3年)は「5番・捕手」で出場し、4打数1安打。守っては狙い球を絞らせないリードで左腕・小林剛介(3年)を完封勝利に導いた。

今年のドラフトは「捕手豊作年」。ドラフト1位候補に挙がる大阪桐蔭・松尾汐恩、投手もこなす九州国際大付・野田海人、攻守に力強いプレーを見せる高崎健康福祉大高崎・清水叶人ら有力選手がひしめく。守備能力で高校トップクラスの評価を受ける山浅。今夏の甲子園を視察したヤクルト・橿渕聡スカウトグループデスクは「強さと正確性を両立しているスローイングが魅力です」と高く評価した。

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