昨年10月の練習試合で152キロを記録し、世代最速投手となっている享栄の東松快征投手は、高校生左腕で歴代最速の154キロを投げた菊池雄星(花巻東)投手を超す157キロを目標としている。
トレーニング施設で
現時点で世代最速の享栄・東松快征投手、昨年10月に記録した152キロについて、「今までにない感覚で投げられた。気持ちが入ってたと思います」と話す。
そして、その秋以降に体重を8kg増やして91kgにすると、12月中旬からはプロ野球選手も通う鳥取のトレーニング研究施設「ワールドウイング」に9日間通い、山本昌投手や岩瀬投手などを指導した小山代表に直接指導され「7割の力で10割のボールを投げられるようになろう」とアドバイスを受けた。
現在、目標としているのはブルージェイズでプレーする菊池雄星投手。花巻東時代に高校生左腕最速の154キロを記録しており、その映像を小さい頃から見てきたという。そして今年の目標を、菊池投手を上回る157キロに設定し「目標は高い方がいい。どれだけ向上心を持って練習に取り組めるかが大事。最速だけでなくアベレージも150キロを超えたい。甲子園に出られるように勝てる投手を目指します」と話した。
今年は大阪桐蔭の左腕・前田悠伍投手、滝川二の149キロ右腕・坂井陽翔投手、専大松戸の151キロ右腕・平野大地投手などライバルが多く、世代NO.1を目指す中で大きく成長をしそうだ。

昨年12月中旬には竜戦士御用達の“虎の穴”で武者修行を積んだ。学校の休みを利用して鳥取県にあるトレーニング研究施設「ワールドウィング」を9日間訪問。午前中は初動負荷トレーニングに励み、午後は中日のレジェンド左腕の山本昌さん、岩瀬仁紀さんも師事した小山裕史代表から直接指導を受けて「7割の力で10割のボールを投げられるようになろう」との金言を授かった。
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