軟式野球の148キロ右腕にオリックスが注目、キャプティ・中山匠投手

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軟式野球の紅龍旗争奪野球が行われ、キャプティは148キロ右腕の中山匠投手が7回までノーヒットピッチング、9回3安打13奪三振1失点で完投勝利を挙げた。

186cm90kg右腕

中山匠投手は186cm90kgの右腕で最速は148キロを記録する。文星芸大付から専修大に進むと、大学ではリーグ戦でわずか2試合4イニングの登板に終わり、卒業後はキャプティに進んで軟式野球をプレーしていた。

大学4年の秋からサイドハンドから投げるようになると、見づらいフォームが特徴となり、軟式野球でも結果が出るようになった。そして3年目の今年、軟式野球の全国大会である今大会でプロも注目をする投手となった投球を見せた。

この日のAKIRA戦で先発すると、7回までノーヒットピッチングを見せる。8回に1失点し「7回まで無安打で意識したけど、バテた」と話したものの、9回までを3安打13奪三振1失点に抑える好投を見せた。「序盤は真っすぐが走っていて、途中から変化球も切れてきた。」と話した。

プロのスカウトも注目

この日はオリックスの牧田スカウトが視察に訪れ、「上から腕をたたく感じで振ると、軟球では制球がしにくい。それでも140キロ以上が出るのは、指先の感覚がいいんでしょうね。ピュッと切れる変化球もあったし、秋にもう1度見てみたい」と話し、今後も視察をしていく事を明らかにしている。

昨年のドラフトでは、同じく軟式野球の相双リテック・菊沢竜佑投手が東京ヤクルトから6位指名を受け話題となったが、186cm148キロ右腕の中山投手も続いていけるか注目をしたい。

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視察したオリックス・牧田チーフスカウトは「(硬式のように)上から腕をたたく感じで振ると、軟球では制球がしにくい。それでも140キロ以上が出るのは、指先の感覚がいいんでしょうね。ピュッと切れる変化球もあったし、秋にもう1度見てみたい」とうなずいた。

7回まで無安打無失点。8回に1点を失ったが、13三振を奪って124球の熱投だった。白龍旗で敗れた相手に雪辱し「0に抑えて勝つことだけ考えていた。貢献できて良かった」と笑顔だった

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