DeNA・ドラフト3位の大貫晋一投手が1失点11奪三振完投勝利

大貫晋一, 新日鐵住金鹿島

社会人野球日本選手権では、横浜DeNAがドラフト3位で指名した大貫晋一投手が、9回を7安打1失点11奪三振で完投勝利を挙げた。

完投勝利

ドラフト3位指名の実力を見せた。大貫晋一投手はこの日の三菱重工広島戦で先発すると、体は細いものの持ち前の腕の振りを見せ、キレの良い球を次々と投げ込んだ。序盤はストレートでも空振りを奪い、三振を重ねていく。そして中盤から終盤にかけては、得意のスプリットとカットボール、また大きなカーブでタイミングを外した。

持ち前の制球力も冴え、四球は1つのみ。5回に1点を失い、7安打を許したものの、11個の三振を奪い最後まで粘りの投球を見せた。「完投は意識せず、任されたイニングは責任を持って投げようと思っていました」と話し、1イニング1イニングを集中して抑え、9回まで完投した。

大貫投手は昨年も都市対抗などで好投を見せている。しかしドラフト会議では指名されず、「空振りを取れる変化球が無いと、プロに見てもらえない」と、昨年オフにスプリットの習得をした。今年は昨年よりに比べると都市対抗では良いピッチングではなかったが、この変化球が大きな武器となり、狙い通りプロ入りのきっかけとなった。

チームでは元阪神の玉置選手がいる。「玉置さんからは、プロはゾーンが狭いと聞いているので、突き詰めていきたい」とプロのストライクゾーンに対応するべく、制球を磨いていくという。

新日鐵住金は来年から日本製鉄となり、チームも日本製鉄鹿島になる予定。このチーム名での最後のドラフト指名選手となった。まずは「このユニホームに誇りをもって、1日でも長くやりたい」と3年間の感謝を今大会の投球で表していく。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

9回は2死一、二塁と長打が出れば逆転サヨナラ負けのピンチを招いたが、宝刀スプリットで空振り三振に斬った。「空振りを取れる変化球がないと、プロ(のスカウト)に見てもらえない」。昨年オフに習得を決意し、ヤンキース・田中の動画を参考にした。わずか1四球で11奪三振。「玉置(隆)さんから“プロはゾーンが狭い”と聞いているので突き詰めていきたい」。元阪神投手でコーチ兼任の先輩からアドバイスをもらい、さらに磨きを掛ける考えだ。


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