中央大・鍬原拓也投手が2失点で降板もヤクルト・小川SD評価

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中央大のドラフト上位候補右腕・鍬原拓也投手は、この日の亜細亜大戦で先発し、6回まで無失点に抑えるも7回にホームランを浴びるなど2失点し降板した。

制球に苦しむ

この日の鍬原拓也投手は制球に苦しみ、5つの四死球を与えた。それでも6回まで亜細亜大を無失点に抑えていたが、7回にホームランなどを浴びて2失点し降板、チームも2-5で敗れた。

鍬原投手は「制球がつかずに自分のリズムがつかめなかった。大事なところで勝てなくて申し訳ない」と反省のコメントをしている。

この日は11球団31人のスカウトが視察に訪れ、この鍬原投手についても、上位指名候補としての最終的な指名順位を決めようとしている。この日は東京ヤクルトで監督に就任をしたものの、今年いっぱいはSDの仕事を兼務している小川氏が訪れ、中央大出身の小川氏は「今日は関係者にあいさつに来ただけ」としたものの、母校の後輩について「腕の振りはいい。制球が乱れることはあるが、上位候補にはなると思う。」と話した。しかし「指名するかどうかはまだわからない」とした。

即戦力右腕として連投がきかないなど課題があるものの、150キロ以上の速球と鋭い変化球を投げる投手で、いつもの年のドラフトならば3位前後で指名したい投手だろう。しかし今年は全体的に候補が少なく、2位で獲れればうれしい投手だと思う。

2017年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

中大・鍬原「いい」♥ 日刊スポーツ紙面 2017/10/11
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