京都学園大・川瀬航作投手が2安打完封、巨人スカウト部長「面白い」

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大学野球選手権2日目、京都学園大の146キロ右腕・川瀬航作投手が日大国際関係学部を2安打に抑えて完封した。巨人の岡崎スカウト部長が評価をしている。

変則フォーム

川瀬航作投手は182cmの大型右腕で最速は146キロを記録する。足を大きく上げてそれを振り下ろし、タメを作ってから右サイドから力のある球を投げる変則フォームで、米子松蔭高校1年時からこのフォームを磨いてきた。

得意の変化球を低めに集め、右バッターのインコースにストレートを投げ込んで詰まらせた。「打たせて取る持ち味がたくさん出せた。」と話した。9回を投げてわずか2安打、2四球、二塁も踏ませない素晴らしい投球だった。「完封勝利できると思っていなかったので自信がついた」と笑顔だった。

巨人スカウト部長

変則フォームでのこの快投に、視察をしていた巨人の岡崎スカウト部長は「変則でなかなかいないタイプ。面白い」と評価した。プロ野球ではキレイなフォームから力のある球を投げる投手と共に、リリーフでワンポイントで抑えられるような投手だったり、変則フォームで先発で価値星を積み重ねていく可能性があるような、特徴のある投手も求めている。

進路をプロ一本としている川瀬投手、「一番評価されるのはチームが勝つこと」と話している。勝ち上がって登板機会を増やし、この変則フォームがプロでも通用するとスカウトに思わせる快投を見せ続けたい。

京都学園大は来年4月より、京都先端科学大と名前が変わる。京都学園大として最後のプロ野球選手が誕生するか。

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足を高く上げてサイド気味に投げる独特のフォームは、米子松蔭高1年で本格的に投手を始めてから身につけたものだ。巨人の岡崎スカウト部長は「変則でなかなかいないタイプ。面白い」と注目する。進路をプロ一本に絞っている右腕は「一番評価されるのはチームが勝つこと」と、今大会でのアピールに燃えている。

今大会に懸ける思いは強い。同大学は創立50周年を迎える19年4月から京都先端科学大に校名を変更する。「最後なので1番の成績を残そうとみんなで言ってきた。僕も勝っていくことで評価されると思う。1試合でも長く戦いたい」。全国の頂点へ導き、プロへの道を切り開く。

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