日体大・松本航投手に12球団視察、巨人、ヤクルト、ロッテなど評価

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首都大学リーグも開幕し、侍ジャパン大学代表のエースを務めた日体大・松本航投手の投球に、12球団のスカウトが集結した。

152キロ

この日の開幕試合・帝京大戦で先発した松本航投手はこの日、ストレートの最速は152キロを記録し、138キロのツーシームで空振り三振を奪った。やや速めに表示されるバッティングパレス相石ひらつか球場という事もあり、スカウトの計測では最速は147キロだったというが、それでも全体的に総合力の高い投球で、9回を5安打9奪三振1失点で完投勝利を挙げ、貫禄を見せた。

「いい緊張感だった。打たれる覚悟で打ち損じを狙えるようになった」と、侍ジャパンで大学代表のエースとしてハーレム国際大会で優勝に導き、MVPを獲得した自信ある投球を見せた。「自分の投げる試合は0に抑えられるように」と1点を失ったことに反省も口にしたが、春よりも自信を深めた良い投球だった。

スタンドでは12球団のスカウトが視察、東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは「ピンチになるとギアが上がる。緩急が使えるし完成度が高い」と話すと、千葉ロッテ・井辺スカウトも「余力を持って投げているので、ギアを上げることができる。指先の感覚が良いので、変化球も良い。ストレートの質も高く捉えづらい」と話した。

また巨人の井上チーフスカウトは「直球のスピードも質もいい。即戦力になる」と評価した。

大学生投手でドラフト1位候補と言えるのは、東洋大の上茶谷大河投手、甲斐野央投手、そしてこの松本投手の3人、そこに梅津晃大投手が入ってBIG4としてドラフトを迎える事になりそうだ。松本投手はこの日の勝利でリーグ通算26勝を挙げた。あと4つで30勝、ハーレム国際のMVPとともに勲章を下げ、ドラフト会議を迎えたい。

2018年度-大学生投手のドラフト候補リスト

最速は球場の表示で152キロ。ツーシーム、スライダーなど変化球を織り交ぜ緩急をつけた投球で、被安打5の9奪三振、121球でリーグ通算26勝目を挙げた。

プロ全球団のスカウトが見守る中、MAX152キロ、9奪三振の内容に「指がかかった直球は良かった」と振り返った。侍ジャパン大学代表の一員として7月のハーレム国際大会(オランダ)で最優秀投手に。「打者が直球待ちでも高めでファウルを誘えるようになった」。収穫を糧に30勝の大台と、今春リーグ戦3位からの巻き返しを期す。

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