初戦に5打数5安打を記録し、さすがのドラフト候補の活躍を見せた二松学舎大付の永井敦士選手、この日は9回に意地の安打を見せた。
進路は相談して決める
この日は三本松の144キロ右腕・佐藤圭悟投手の前に、永井敦士選手は第3打席まで凡打に打ち取られる。試合も9回表に3点を失うなど0-5と劣勢となった。そして9回も2番、3番が打ち取られ2アウト、そこで永井選手に打席が回った。
初戦の明桜戦では内野安打2本に2ベースヒット1本など5打数5安打を記録したプロ注目選手、最後のバッターになってしまうかもしれない場面で、意地のヒットを放った。するとチームに勢いが出て4連打で2点を奪い、一打出れば同点というところまで行った。結局2-5で敗れたものの、4番の意地を見た。
試合後に永井選手は進路について、親や監督と相談して決めると話した。50m5秒台の足に高校通算47本以上の長打力を見せる永井選手の、プロ側の評価具合と本人の決断に注目したい。
9回意地2点 スポーツ報知紙面 2017/8/19
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