清宮克幸氏が家族会議の状況を明かす、プロとの面談にも同席

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清宮幸太郎選手がプロ志望を決めた家族会議について、父親の清宮克幸氏が語った。

議事録を取り

家族会議はU18W杯の前後に2度、自宅で父親と母親、幸太郎選手の3人で行われたという。その中で「ギリギリまで結論を出さないことが、家族の中の同意事項だった」と克幸氏は話した。

会議は克幸氏が「僕は場所を設定するのが大好きで。自宅でしっかり膝を突き合わせて、議事録みたいなのも取って話をした。」と話し、しっかりと会議の環境を整えた上で行われた。「写真を撮ってますから、見せますけど。いつの日か」と話した。

そしてプロ入りの意思を聞くと、「いいんじゃないか」と受け入れたという。清宮選手はラグビーをプレーする事も考えていたが、12歳の時にリトルリーグの世界大会で優勝した後に、ヤンキースタジアムに立ちイチロー選手と握手をした。克幸氏は、「生で現地に立った、そこが大きいかと。そびえ立つスタンドがどこまでも続く景色が、ロマンチックじゃないですか。スポーツの頂点はここだと思ったんじゃないか」と、この時から野球が幸太郎選手の中で大きなものになっていたことを話した。

この家族会議でプロ入りという決断を示した幸太郎選手に対し、「一区切りというか、独り立ちだろうね。旅立ちという思いです。多くの人たちに支えられ、ああいう宣言ができた」と話した。これで親離れ・子離れ、プロの世界へ飛び立っていく幸太郎選手を後押ししていく。

面談に同席

清宮選手は25日にもプロ志望届を提出し、プロ側との交渉ができる状態になる。克幸氏が面談に同伴することが話題になっているが、親が交渉の場に同席するのは当たり前、ただし、その父がラグビーの指導者として実績も十分であるところが、プロ側にとっては気がかりなところ。

清宮幸太郎選手を育てる方針やトレーニングの方法、そしてチームの強化の方針やチーム組織など、鋭い質問が行われてくると思う。この質問の答えられるだけの資料を含め、しっかりとした交渉の準備が求められることになる。

本人、両親と3人の家族会議は、U―18W杯の前後に2度、行った。「僕は場所を設定するのが大好きで。自宅でしっかり膝を突き合わせて、議事録みたいなのも取って話をした。写真を撮ってますから、見せますけど。いつの日か」と笑みを浮かべた。

 「タイミングが合えば」と、プロ志望届の提出で解禁されるプロ球団との面談に同席する意向も示した。ただ“虎党”の克幸氏は阪神が指名する意向を示したことを問われると「他に…」と次の質問を促し、「王さんのソフトバンクも」と聞かれれば「分からない」とのらりくらり。

進学かプロか迷った末の長男の決断には「旅立ちという思いが強い」と感慨深げ。妻と3人で2度行ったという家族会議は議事録まで取る徹底ぶりで「結論ありきは良くない」と待ち、今月上旬にカナダでのU―18W杯から帰国後に告げられ「いいんじゃないか」と受け止めた。

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