浦和学院・渡邉勇太朗投手が145キロ、10球団視察し広島スカウト「大谷みたいになれる」

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浦和学院の190cm右腕・渡邉勇太朗投手がこの夏初登板し、145キロを記録した。この試合には10球団のスカウトが視察に訪れた。

リリーフ登板

渡邉勇太朗投手はこの日は、5回2アウト2,3塁のピンチで登板すると、自己最速タイの145キロを記録したストレートでライトフライに打ち取りピンチを抑えた。

しかし6回は制球を乱して3失点、まだまだ本調子ではないようだったが、7回以降は無失点に抑え、チームも朝霞西に7-3で勝利した。3月に右ひじじん帯を損傷し、春も埼玉大会では登板せず、関東大会で短いイニングだけの登板となり、「コーチと相談して夏に照準を合わせた」と、この夏の登板に向けてトレーニングをしてきた。

4回1/3で4安打3失点と内容について、「今日は力んでしまい、自分の投球ができなかった。次は今日の反省を生かしたい」と不満だった。しかし自己最速の145キロの速球は威力十分で、力がついているところを見せた。

10球団視察

この日は10球団のスカウトが視察に訪れ、広島の尾形佳紀スカウトは「大谷みたいになれる」と評価、190cmから放たれる145キロのストレートは、もっと球速が出ているような印象で、まだまだ球速も内容も良くなっていく投手。

この夏はまずチームを甲子園に導くこと、そして「森先生を胴上げしたい」と優勝が目標だ。甲子園で好投を見せることができれば、ドラフトでもかなり高い順位で消える選手となる。

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6回は制球を乱して3失点も7回以降はリードを守り「最初は力んだが切り替えられた」。春に右肘を故障した影響で背番号11も1メートル90、90キロの恵まれた素材が評判を呼び、10球団が視察。広島の尾形佳紀スカウトは「大谷みたいになれる」と絶賛した。

この日は4回1/3を投げ4安打3失点。「今日は力んでしまい、自分の投球ができなかった。次は今日の反省を生かしたい」と納得の投球ができず、反省を口にした。それでも「目標は甲子園。森先生(監督)を胴上げしたい」と口調に力がこもった。

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