センバツ優勝候補の広陵はが倉敷工と練習試合を行い、2年生エースの高尾響投手が6回ノーヒット投球を見せた。また、スラッガーとして注目される真鍋慧投手がリリーフで登板し、139キロの力のある球を見せた。
仕上がり
昨年明治神宮大会で準優勝し、センバツでも優勝候補の一つとなっている広陵、エースは新2年の高尾響投手で、172cmと体は大きくないがこの冬に最速147キロを記録し成長している。
この日は最速は143キロ、スライダー、カーブとスプリットも投げ分け、神戸弘陵打線を6回ノーヒットで無失点、許したランナーもエラーによる1人で、わずか61球で投げ終える内容だった。「最初は浮いたけど、修正できてよかった。上体で投げていたのを、上からたたけるようになった」と話し、センバツではスタンドを沸かせる投球を見せそうだ。
また、9回には1アウト満塁の場面で真鍋慧選手がリリーフ登板をした。189cmの長身でスリークォーターから最速139キロを記録し、一人目をピッチャーフライ、二人目を空振り三振に斬って取った。
真鍋投手は昨秋の練習試合でも1度登板し、142キロを記録している。「新鮮な気分で楽しいです。いつも急に言われるので、準備したらもっと球速は出ます」と話した。打撃では2試合で6打数1安打3四死球、「最初の試合だったのでもっと打ちたかった」と話した。
真鍋選手が注目される広陵だが、高尾投手もかなり注目されそうだ。
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