夏の高校野球岩手大会の注目選手です。ドラフト注目度A。
注目選手
佐々木麟太郎選手は今年どころか、高校野球のすべての歴史を含めた中でもトップクラスのスラッガー。高校通算138本塁打を放っており、逆方向にも当然のようにホームランを放つ。故障が多かった事で、コンディションづくりなどもこれから進めて行くと思うが、これからもホームランを放ち続けるだろう。
盛岡大付の橋本旺大郎投手は184cm84kgからパワーで押し切る147キロの速球を投げる。どんどん磨かれてゆけば、将来が楽しみ。
その他の選手
花巻東の千葉柚樹選手も佐々木選手とともに1年時から出場し、強打を見せていた。佐々木選手が勝負をしてもらうために欠かせない打者。エースの阿部颯太投手は142キロの速球を投げるが制球力はもう少し、でも粘りの投球を見せる。控えの佐藤龍太投手や北條慎治投手、2年生の147キロ右腕・小松龍一投手などがエースを支えられるか。捕手の久慈颯大選手、高い打率を誇る熊谷陸選手など選手層が厚い。
盛岡大付は春に2回戦で敗退、185cmの右腕・小林優大投手や、タパローサン投手などがエース・橋本投手を支えられるか。
一関学院はアンダーハンドの小野涼介投手と138キロの速球を投げる寺尾皇汰投手が2枚看板で、ショートを守る1番の原田大和選手、4番を打つスラッガーの菅野千陽選手、そして2年生の高沢奏大選手も188cm85kgの大型右腕投手で成長が期待される。
大船渡は佐々木朗希投手の弟・佐々木怜希選手が外野手兼投手としてプレーし、139キロのストレートはキレがある。盛岡誠桜の高橋脩投手は182cm80kgのサイドハンド投手で130キロ後半の速球を投げる。守田瑛斗選手も打撃に力がある。
専大北上の坂本賢士朗選手は1番打者として長打を打てるリードオフマン、粘りの打撃のできる辻野翔空選手などがいる。
盛岡四は特徴的なフォームの左腕・櫻田絢投手と鳥谷部佑聖捕手のバッテリーが、良いテンポで相手を抑える。
また、1年生にも盛岡大付の金井拓海投手は146キロ、土井颯雅投手は145キロを記録し、花巻東の天野博之投手は146キロ、加藤鷲投手は145キロ、鈴木有堂投手は144キロを記録、スピードのでやすい岩手の球場ということもあるが、それでもこれだけの球速を記録するには130キロ後半は出ているのではないかと思う。
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