JR東日本・田嶋大樹投手が1失点完投勝利、日本ハム、中日など12球団のスカウト視察

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社会人野球日本選手権の出場を決める最終予選が行われ、JR東日本の田嶋大樹投手が149キロの速球などでSUBARUを1失点に抑え完投勝利を手にした。

新しい投球

田嶋大樹投手はドラフト直前のこの時期も、さらに進化を遂げている。「新投法」と本人が話すこの日の投球は、ストレートと変化球の腕の振りを一緒にする事で、この日は打たせて取るピッチングで3安打1失点に抑えて完投勝利を収めた。「今日は近い振りで投げられたと思う」と田嶋投手も満足いくピッチングだった。

それでも最速は149キロを記録、ストレートの強さ、そして制球力もあり、社会人NO.1投手の評価に十分あったピッチングだった。

12球団が視察

この日は12球団のスカウトが視察に訪れ、北海道日本ハムの大渕スカウト部長は「ずば抜けている」と話し、中日の中田スカウト部長も「打者は球を絞り切れない。」と評価した。

佐野日大高校から注目されながら、社会人で3年間成長する道を選択した田嶋投手、その選択が大成功し、今年のドラフトでは1位指名は確実、指名重複も考えられる位置に上った。

プロでもさらに成長していくような雰囲気もあり、チームの左のエースになっていく姿が想像できる。

2017年度-社会人投手のドラフト候補リスト

12球団のスカウトが視察し、日本ハム・大渕隆スカウト部長は「ずぬけている」と脱帽。ドラフト指名されれば11月の日本選手権が社会人最後の大会となるだけに、田嶋は「頂点を狙いたい」と燃えた。

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