東都リーグでは亜細亜大が国学院大に7-0で勝利、4回途中からリリーフで登板した、今年のドラフト候補左腕の高橋遥人投手が、5回1/3を2安打7奪三振無失点の好投を見せた。
147キロ
高橋遥人投手は4回2アウト2,3塁の場面でリリーフ登板すると、ライトフライに打ち取ってピンチを抑える。また5回にも自ら1アウト満塁のピンチを作ったが、そこから2者連続三振を奪いしのいだ。その後はクイック投法からの最速147キロのストレートと、キレの良いツーシームで無失点に抑え、5回1/3を投げて2安打7奪三振無失点の投球を見せた。
高橋遥人投手は左腕から151キロの速球を投げ、今年のドラフト上位候補として期待をされていた。しかし春は1勝1敗、防御率5.79でわずか5試合の登板に終わる。先発候補として期待されていたが、結果を残すことはできなかった。
広島、「1位、2位候補」
この日もリリーフから登板し好投を見せた。リリーフタイプなのかもしれないが、この日のピッチングはプロのスカウトに大きなアピールとなった。
視察した広島の松本有史スカウトは「春より良くなっている。普通に投げられれば1、2位候補」と評価し、東北楽天の長島スカウト部長も「ストレートも変化球も同じ腕の振りで投げられる」と評価した。
広島の松本スカウトは、2014年のドラフトで亜細亜大出身の薮田和樹投手を獲得し、今年、優勝に大きく貢献する成績を残している。亜細亜大から今度は左のエース候補を獲得し育てていく。
高橋投手は進路について、「進路は考える余裕がないが、自分の出番でしっかり抑えれば、おのずといい方向にいける」と話し、まずはリーグ戦でしっかりとしたピッチングを見せ、プロ志望をする。
2017年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト
2017年度-東都大学リーグのドラフト候補リスト
視察した広島の松本有史スカウトは「春より良くなっている。普通に投げられれば1、2位候補」と評価。復活を期すエースは「進路は考える余裕がないが、自分の出番でしっかり抑えれば、おのずといい方向にいける」と気を引き締めた。
プロ注目のMAX151キロ左腕は、4回2死二、三塁からマウンドに。右飛でピンチを切り抜けると、その後もストレートとツーシームを中心に、2安打7奪三振、無失点で勝利に導いた。
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