東洋大、上茶谷・甲斐野リレーで勝利、日本ハム・阪神・楽天など日米9球団視察

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東洋大は、ドラフト1位候補の上茶谷大河投手が先発し8回2失点でリーグ10勝目を挙げた。同じくドラフト1位候補の甲斐野央投手が9回を締めた。

日米9球団視察

東洋大はこの日、国学院大2回戦でドラフト1位候補の上茶谷大河投手が先発すると、1回と2回にそれぞれ1失点をする立ち上がりとなった。しかし、「気負いすぎた。途中から配球を変え、打たせようとアバウトに投げたのが良かった。」と3回から8回まではノーヒットに抑える投球を見せ8回4安打5奪三振2失点、試合も3-2で勝利しリーグ10勝を手にした。

上茶谷投手はリーグ戦10勝を今年1年で挙げた。3年生までは未勝利だったが春に6勝を挙げて急成長、この秋もこれで4勝を挙げ、勝てる投手として1年間投げ続けた。

この日は日本ハムの栗山監督がスカウト会議を終えてから駆け付け、また阪神の和田TA、東北楽天の長島スカウト部長など、ドラフトまであと1週間という事もあり各球団の関係者が大勢訪れた。楽天の長島スカウト部長は上茶谷投手について、「試合中に修正できるのが魅力」と評価した。

またこの日は9回に甲斐野央投手投手が登板すると、153キロのストレートを見せて1回0安打1四球で無失点に抑えた。

日本ハムの栗山監督は試合後に、「スカウトからの報告で、中川くんも含めて、いい選手というのは聞いている。自分の目でも、見ておきたいと思っているし、きょうは見られるタイミングだった。いいものを見せてもらった」と話し、東洋大の上茶谷投手、甲斐野投手や中川圭太選手などをチェックしていた。中川選手は4番セカンドで出場し、この日は4打数ノーヒットだった。

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負ければV逸だっただけに、上茶谷は「気負いすぎた。途中から打たせようとアバウトに投げたのが良かった」。日米9球団が視察し、楽天・長島哲郎スカウト部長は上茶谷について「試合中に修正できるのが魅力」と評価した。

日本ハム・栗山監督も視察した注目の試合で、序盤は先行される展開も七回に打線の援護をもらい、逆転勝利。「一回は、負ければ優勝がないと思って、力が入って…。(その後は)打たせて取る感じにした」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。九回に登板した甲斐野は無安打無失点。“ドラ1候補リレー”で接戦をものにした。

東洋大は負ければ4連覇の可能性がなくなる中、上茶谷が踏ん張った。序盤で2失点しながら「配球を変えた」と試合中に修正。打たせて取るスタイルで、三回以降は無安打と立ち直った。優勝にはここから3連勝するしかないが、「総力戦でいく」と連投も辞さない覚悟だ。この日、阪神など8球団の視察を受けた右腕がフル回転を誓った。

日本ハム・栗山英樹監督(57)が、東都大学野球の国学院大―東洋大2回戦(神宮)を、ネット裏から電撃視察した。都内でのスカウト会議終了後、一人で神宮を訪れた。
試合後の指揮官は「スカウトからの報告で、中川くん(圭太二塁手=PL学園)も含めて、いい選手というのは聞いている。自分の目でも、見ておきたいと思っているし、きょうは見られるタイミングだった。いいものを見せてもらった」と話した。


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