履正社高校と練習試合を行った愛工大名電と誉高校、両チームにもプロのスカウトが注目する投手がいる。
結果残せずもスカウトは高い評価
愛工大名電の福本裕亮投手は、最速145km/hの速球を投げる182cmの左腕投手として注目されている。この日は5回から登板すると3回を投げて5安打で2失点、伸びる速球も変化球も調子は今一つだった。福本投手は「相手は強豪。抑えたいと考えすぎて、力んで球が浮いてしまった」と反省した。
誉高校の内田大貴投手は172cmと小柄だが142km/hを記録する左腕投手。この日は先発すると6回を投げて9安打3失点、「アップ不足で立ち上がりから体のキレが悪かった」とこちらも反省した。
しかしオリックスの由田スカウトは「福本は体も大きいし、腕の振りがシャープ。将来性を感じる」と話すと、中日の清水スカウトは「内田は腕がしっかり振れている。内外の投げ分けがしっかりしておりスタミナもある」と評価した。
夏の大会で最後のチェックが行われる。福本投手は大型左腕という事で注目されるが、ドラフト会議で指名はギリギリという所だろうか。最後の大会で活躍が期待される。
愛知の注目左腕2人は不調 中日スポーツ紙面 2015/6/21
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