7球団15人スカウト注目の投手対決は東海大市原望洋・金久保投手に軍配

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高校野球千葉大会では、東海大市原望洋の147キロ右腕・金久保優斗投手と、専大松戸の145キロの川上鳳之投手のプロ注目投手同士の対決となった。

波乱の展開へ

専大松戸の川上鳳之投手は初回、立ち上がりを攻められて2点を失う。しかし2回以降は立ち直り7回まで0を並べていった。

対する東海大市原望洋の金久保優斗投手は、人生初の2日連続の先発をしたが疲労が残っていた。4回までは無失点に抑えたものの5回に1点、6回に2点を失い、7回も2点を失ったところでライトへ下がった。6回1/3を投げて11四死球を与える乱調で、球数も154球を費やしていた。

専大松戸・川上投手は3点差となった8回に1点を失うと、9回に2点を失い同点に追いつかれた。その裏、自然と投球練習を開始していた金久保投手が再びマウンドに上り、9回を無失点に抑え、5-5のまま延長戦に入る。

10回、東海大市原望洋は金久保選手の2ランホームランで2点を勝ち越し、その裏も金久保投手が抑え7-5で勝利を収めた。金久保投手は合計186球を投げ、5安打5失点という内容だった。連投の疲れもあり満足な内容ではなかったと思うが、勝利した事は大きかった。

西武・渡辺SDが評価

この日は7球団15人のスカウトが視察し、二人の投球を見守った。埼玉西武は渡辺SDが視察し、金久保投手について「春から制球力、球の質が上がった」と評価した。中日・中田スカウト部長も「いい時の内容ではなかったが、ポテンシャルの高い選手」と話した。

また、横浜DeNA・河原スカウトは「直球は角度がある。いいフォークボールも持っているし、打撃もいいね」と話すと、福岡ソフトバンク・荒金スカウトも「リリースの角度が独特。いい素材で、体ができてくればよくなると思う」と評価した。

専大松戸の川上投手についてのコメントはないが、川上投手はこの日、自己最速を更新する146キロを記録した。9回1/3で降板したものの151球を投げた川上投手は「公式戦で延長まで投げたのは初めて。でも自信をもってストレートを投げられました。」と話した。持丸監督も「3年間で1番の投球。弱いチームをここまで支えたのは彼」と評価した。

川上投手は進路について「これから監督と話して決めたい」と話し、明言はしなかった。プロからどのような評価をされているのか、大学なども含めて進路を絞っていく。

2017年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト
2017年度-高校生-千葉県のドラフト候補リスト

DeNA・河原スカウト「直球は角度がある。いいフォークボールも持っているし、打撃もいいね」

ソフトバンク・荒金スカウト「リリースの角度が独特。いい素材で、体ができてくればよくなると思う」

この日は7球団15人のスカウトが熱視線。西武・渡辺SDは「春から制球力、球の質が上がった」と評価した。

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