東海大菅生・松本健吾選手が2失点完投、甲子園では背番号1

高校野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

高校野球西東京大会、東海大菅生は背番号11の145キロ右腕・松本健吾投手が先発し、強打の早稲田実を7安打2失点に抑えて完投、甲子園出場を決めた。

早稲田実を抑える

早稲田実業打線は、3番・清宮幸太郎選手、4番・野村大樹選手の左右の主砲がおり、周りも鋭いふりを見せる強力打線で、序盤は抑えることができても、終盤に投手が疲労で力尽きる事も多かった。

しかしこの日の東海大菅生・松本健吾投手は2回に1失点、4-1とリードした6回に1失点をしたものの、終盤にも低めに決まる変化球が良く、その球を早稲田実打線に打たせてアウトを取った。8回、清宮選手がこの試合初ヒットとなるライト前ヒットを打ち、4番・野村選手を迎える。多くのチームはここで野村選手を抑えることができなかったが、松本投手は低めの球を打たせて併殺に打ち取った。

松本選手は清宮選手に対して、「スプリットフィンガーでタイミングをうまく外せて予想通りのファウルを打たせた」と、清宮選手に対しても組み立てができて勝負できたと話した。

試合後に松本投手は「甲子園で勝つことが目標。背番号は1がいいです」と話すと、若林監督は「甲子園では1を付けさせようかなと思う」と話し、エースの座も獲得した。

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清宮には八回に右前打を許したが、初球は「スプリットフィンガーでタイミングをうまく外せて予想通りの(右翼ポール右への)ファウルを打たせた」と納得の投球内容だった。「甲子園で勝つことが目標。背番号は『1』がいいです」と熱望すれば、若林監督も、「甲子園では『1』」を付けさせようかなと思う」とご褒美とともに全国制覇への本気度も示した。

「きょう勝つために、やってきた。涙は出なかった。ランナーを出さないで清宮を迎えることが大事だと思っていて。それができて、単打OKだった」
 対清宮は一ゴロ、四球、捕邪飛、最後の打席こそ右前に運ばれた。それでも強気な内角への直球とスライダーを制球よく投げ分け、2失点に抑えた。

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