高校野球大阪大会では、大阪桐蔭が大冠に10-8で勝利し、春の王者が夏の甲子園出場を決めた。
決勝男
この日、王者大阪桐蔭は3回まで2-4と追いかける展開で試合が進む。しかし5回に2点を奪い同点に追いつくと6回、勝ち越し点を奪ったのは藤原恭大選手のホームランだった。
藤原恭大選手はセンバツ大会の決勝戦で、先頭打者ホームランなど2本のホームランを放ち、大阪桐蔭の優勝に貢献した。その藤原選手が打席に入ると、右中間スタンドに飛び込む、今大会3本目、高校通算19号となるホームランだった。
その後、8回に5点を奪って突き放した大阪桐蔭、9回に4点を追い上げられるなど大冠は強かったが、藤原選手のホームランが決勝打となった。藤原選手は「僕は狙ってホームランを打つタイプ。ここで打てれば、流れが変わると思っていた。決勝に強いというか、決勝で結構打っているので強気に行った」と話し、決勝に強いという事を自覚して狙って打ったホームランだった。
藤原選手は侍ジャパンU18代表の一次候補の選出されており、来年のドラフトでは、目玉クラスと評価されそうな選手、夏の甲子園、U18、そして来年の活躍が非常に楽しみ。
「僕は狙ってホームランを打つタイプ。ここで打てれば、流れが変わると思っていた。決勝に強いというか、決勝で結構打っているので強気に行った」
カウント3ボール1ストライク。本塁打狙いで直球に絞り、全力で振り抜いた。「完璧だった」。右中間への大飛球。右翼手は途中で背走を諦めた。今大会3本塁打目で高校通算19本目となる一発が、決勝ソロとなった。
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