秋季高校野球東北大会と北信越大会は準々決勝が行われ、それぞれベスト4が決まった。両地区とも、センバツへは最低2校は出場するため、センバツ出場まであと一つとなる。
東北大会
東北大会の結果は次の通り。
能代松陽7-0黒沢尻工 (8回コールド)
聖光学院15-0利府 (5回コールド)
花巻東 4-2由利工
日大山形7-0酒田南 (7回コールド)
八戸学院光星を破って勝ち進んでいる能代松陽は、165cmながら140キロを記録した佐藤開陸投手がこの日も8回を無失点完封した。秋田県では秋田商の成田翔投手が千葉ロッテ入りしているが、佐藤投手も「秋田の投手は小さい人ばかりだけど野球に身長は関係ない。成田選手に負けないようにスライダーを磨いている」と話す。
また、花巻東も菊池、大谷以来の1年生での夏のベンチ入りを果たした140キロ右腕1年生の西舘勇陽投手が2失点完投勝利でベスト4進出を果たした。聖光学院、日大山形は強力打線に火が付き、また投手も無失点と強さを見せる。
北信越大会
北信越大会の結果は次の通り。
日本航空石川7-1日本文理
星稜 7-5北越
富山国際大付2-0松商学園
富山商 6-1坂井
富山勢2校がベスト4進出、日本文理は148キロ右腕の鈴木裕太投手が、1回戦の福井工大福井戦で走塁中に右足首をねんざし、この日も登板はできずに敗れ、センバツは絶望的になった。
富山商の沢田龍太投手は183cmの本格派右腕でこの日は1失点完投勝利。
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