夏の高校野球・ 新潟大会の展望(2019)と注目選手:ドラフト注目度C

高校野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

夏の高校野球・新潟大会が7月8日に開幕する。ドラフト指名確実の選手は今のところおらず、注目される選手も他の地区に比べて多くない。地区のドラフト的注目度はC。

注目選手

昨年は150キロを投げた日本文理の鈴木裕太投手がヤクルトにドラフト5位で指名された。

今年は注目選手はいない。

その他の選手

日本文理の南隼人投手は2年時に142キロを記録した。柔らかいフォームからキレの良い球を投げる。しかし昨年秋に右ひじ痛を発症し、今年の春も登板はしていない。夏に復帰登板があるかが注目される。中越の菅井道投手は181cm85kgの本格派左腕。球速は130キロ後半で主さがある。こちらも春に故障で離脱をし夏の復活を目指す。

北越高校の大野絢平投手は170cmと小柄だが、2年時に最速143キロを記録している。左腕の幸田大和投手も138キロを記録する171cmの左腕で変化球も多彩。左右の投手がそろっている。長岡商の目黒宏也投手は球速にこだわりがなく、2年春に133キロを記録してから球速を測っていない。それでも130キロ中盤から後半は出ているであろう球の切れが素晴らしく、鋭いスライダーで三振を奪える。

新発田高校の新田翔星投手は174cmから137キロの速球を投げ、2年時から成長を見せた。加茂暁星の辰村悠輔投手は179cm80kgと体があり現在138キロ、まだまだ成長途中の選手。東京学館新潟の長谷川輝投手も173cmから139キロの速球を投げる。

開始学園の藤原人和選手は昨年春に3試合連続ホームランを放ち、守備でも注目される選手。高橋都夢選手は1番バッターで俊足があるが、逆方向にも大きな当たりを飛ばす選手。北越の藤木航大選手も1番バッターで今年春は3本塁打を記録するなど長打力も光る。三条高校の井上大輝選手は171cm81kgのがっしりした体から強い打球を打つ4番バッター。

2年生に有望選手がいる。日本文理の長谷川優也選手は中学時代はU15代表の内野手だった。1年生の春から内野のレギュラーとしてプレーし、2年時にはリリーフとしてマウンドに上がると、141キロを記録した。中田龍希選手も1年生から4番をまかされるスラッガー。中越の佐藤旦有夢選手は遊撃手としての守備や中学時代に投手だった強肩、そして逆方向への飛距離など3拍子揃っている。広瀬航大選手も1年生だった昨年夏に背番号4でセカンドのレギュラーとして出場し、センスあるプレーを見せた。加茂暁星の2年生・荒木友斗選手も175cm87kgのスラッガーで、ショートにも挑戦している打てる遊撃手。

優勝予想

昨年夏は中越が強さを見せた。秋は日本文理が優勝し新潟南が準優勝、今春も日本文理が制し、準優勝に三条。

実力で言えば日本文理が秋・春連覇をしており最有力。しかし、故障により投手の軸が無く、打線も恐怖される選手というのはいない。ただ、2年生も含めて層は厚い。

対抗は中越と北越。中越はエース・菅井投手が復帰すれば日本文理打線も抑え込めそうだ。北越は投手の質が高いため、打線がつながれば勝ち上がれる。開始学園、加茂暁星も投打に軸がある。新発田、長岡商業は好投手に期待がかかる。

2019年度以降-高校生-新潟県のドラフト候補リスト

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