中央大・鍬原拓也投手が好リリーフ、栗山監督など8球団関係者が注目

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今年のドラフト1位候補の一人、中央大の鍬原拓也投手が中一日となるマウンドで好リリーフを見せ、視察した8球団の球団関係者が注目をした。

気迫見せる

この日の国学院大との試合は、負ければ最下位が確定する厳しい試合だった。前日の試合で先発をしている鍬原拓也投手は連投の覚悟を示していたが、2-0で迎えた7回、2アウト1,3塁のピンチで名前が告げられた。

登板した鍬原投手は暴投で1点を与えたものの、続くバッターを空振り三振に斬った。その後、8回、9回も無失点、9回には最速148キロの速球で三振を奪い、最後のバッターも147キロの速球で押してセンターフライ、マウンド上でグラブをたたいた。「気合を入れた真っすぐは今季一番だったと思う」と話した。

栗山監督、こういう場面を見たかった

視察した北海道日本ハムの栗山監督は、「こういう場面が見たかった。何度も足を運んだかいがあった」と話し、1回戦に続いて鍬原投手を視察して、リリーフの場面での気迫のこもった投球を目の当たりにすることができた。

また中日・正津スカウトは「直球の力はある。上位候補」と評価、巨人の井上チーフスカウトも「真っすぐの質がいい。先発でもリリーフでも適性がある」と話した。東京ヤクルトは中央大のOBでもある小川監督が視察をした。

鍬原投手はドラフト会議に向けて「実感が湧かない。プロで通用するのかどうか。」と話したが、「1年生にも神宮でやって欲しい。今は目の前の試合だけ考えている」と話し、今はリーグ戦での1部残留だけを見てプレーする。

26日のドラフト会議前にも大きなアピールができ、ドラフト2位までには確実に指名されそうだ。北海道日本ハムかその他の球団か、どこが鍬原投手を獲得するのか注目したい。

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2点リードの七回2死一、三塁から今季初救援。暴投で1点を与えたが、続くピンチは空振り三振で脱出。無死一、三塁とされた九回も、この日最速148キロで空振り三振を奪うなど同点は許さず。「気合を入れた真っすぐは今季一番だったと思う」と笑った。

 6日後に迫ったドラフトへ、8球団のスカウト陣にアピール。中日・正津スカウトは「直球の力はある。上位候補」と評価した。「1年生にも神宮でやって欲しい。今は目の前の試合だけ考えている」と鍬原。プロの世界に進む前に、1部残留を置き土産にする。

負ければ最下位が確定する試合で救援した、ドラフト候補の中大・鍬原は九回無死一、三塁のピンチを招いたが無失点。「どういう展開でも抑えてやろうと思っていた」と笑顔を見せた。視察した日本ハム・栗山監督は「こういう(ピンチの)場面で鍬原を見たかった。何度か見に来たかいがあった」と評価した。

18日の1回戦で先発し、中1日で救援登板。「どんな展開でも締めてやろう」と、1点差の9回は無死一、三塁のピンチを最速148キロの直球を軸に切り抜けた。1回戦に続いて視察した栗山監督は「こういう場面が見たかった」と話した。日本ハムは早実・清宮を1位指名する方針だが、動向が注目される。

 3回戦はドラフト当日の26日に組み込まれた。鍬原は「実感が湧かない。プロで通用するのかどうか。今はリーグ戦でいっぱい」と話し「(球団は)どこでも」と12球団OKの姿勢を見せた。

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