立正大・小郷裕哉選手が2安打2盗塁&レーザービーム

大学野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

東都リーグでは、立正大が亜細亜大にサヨナラ勝利した。プロ志望届を提出している小郷裕哉選手が2安打に2盗塁、そして延長10回にレーザービームで本塁生還を阻止し、勝利に大きく貢献した。

プロ入りへアピール

小郷裕哉選手は177cmの外野手で、50m5.8秒の足に強肩、そして3年秋には2本塁打を放つなど長打力もある選手で、外野手では立命館大の辰己涼介選手続くくらいの高い身体能力を持った選手。

この日、打撃では2ベースヒットを放つと、2点を追う8回にはノーアウト3塁の場面で、一塁へのぼてぼてのゴロに50m5.8秒の足を飛ばしてヘッドスライディングし、タイムリー内野安打にした。これだけで止まらない。出塁した小郷選手二盗を決めると、果敢に三盗も決め、4番・伊藤裕季也選手も犠牲フライで同点のホームを踏んだ。

試合は延長に入る。すると10回、2アウト2塁のピンチで相手の打球がライト前に転がってくる。小郷選手は捕球するとホームへレーザービームを見せ、二塁走者を本塁でアウトにした。その裏に味方がサヨナラの1点を奪い、この試合に勝利した。小郷選手が走攻守に3拍子を奏でた。

試合終盤に、まさにこの試合をもぎ取った立役者となった。昨年秋に打率.347を記録し、2本塁打に4本のスリーベースヒットと大活躍を見せ、今年のドラフト候補として注目された。しかし春は打率が.279と下がり、ホームランも1本だった。しかし5盗塁を決めるなど足が光っていた。

外野手は、他のポジションから転向したり、外国人選手が入ったりして、ドラフト会議では指名の優先順が低くなることが多い。しかしプロの球団で、若い外野手が定着しない球団も少なくない。藤原恭大選手、辰己選手などドラフト上位に名前が挙がる外野手がいる中で、小郷選手の指名があるか注目したい。

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劣勢でも持ち味を存分に発揮した。2点ビハインドの八回。無死三塁から一塁への打球に全力疾走し、「チームを勢いづかせたい」とヘッドスライディングで適時内野安打をもぎ取った。
50メートル走5秒8を誇る快足は止まらない。「データのおかげで思い切っていけました」と二盗、三盗に連続で成功。続く4番・伊藤裕季也内野手(4年・日大三)の同点犠飛を呼んだ。
守備でも魅せた。延長十回に右翼から本塁へレーザービーム。好返球で二塁走者の生還を阻止し、勝ち越し点献上の危機を救った。

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