立命館大・辰己涼介選手が足で見せる、東北楽天、広島、阪神が視察

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ドラフト1位候補にも名前が挙がる立命館大の辰己涼介選手、この日は2本の内野安打に2つの盗塁を決め、自慢の足を見せた。辰己選手には12球団から調査書が届いており、東北楽天、広島のスカウトが評価をしている。

辰己涼介選手は1塁までの到達タイムが3.71秒を記録し、阪神の赤星選手に匹敵する走塁を見せる。この日は3番センターで出場すると初回、セカンドの前に打球が転がると一塁まで激走し、内野安打をもぎ取った。また9回には1アウト2塁の場面で打席に入ると、またセカンドの前へボテボテの当たり、しかし辰己選手は再び激走して内野安打とした。

続く打者の犠牲フライで3塁ランナーが還り3点差に、そして1塁に出た辰己選手はスタートを切ると、セカンドが送球をあきらめる完ぺきな走塁を見せる。そして次の球で今度は三盗を決めた。「雰囲気を変えたかった。最終回は何が起こるか分からない。」と、果敢に攻めた走塁を見せた。

これで今季は5盗塁を記録、足が魅力だが、これまでは4年春まで通算で11盗塁しかしていないが、辰己選手は「今までは興味がなかった」と話していた。しかし、「プロの世界でタイトルを取るには、そこが一番近いかなと思って」と今年から盗塁も意識してプレーをしているという。

5球団視察

この俊足で強肩の外野手には、12球団から調査書が届いている。この日は阪神、広島、東北楽天など5球団が視察をし、広島の鞘師スカウトは「足と肩はすぐに通用する。来季、開幕から試合に出ても不思議ではない」と話した。

また東北楽天の愛敬スカウトは「秋山の体を小さくした感じですかね。間違いなく12人に入る存在。足と肩は今、プロに入っても1軍でトップレベル。アマチュアではトップでしょう。バットもしっかり振れるし、慣れてくれば。ポテンシャルは高い」と話した。

この日の2安打でリーグ通算117安打、リーグ記録の123安打まではあと6本、今カードが最終で、今日も3安打くらい打って勝ち、3回戦にもつれ込めば記録更新の可能性はなくはない。25日のドラフト会議では1位候補として注目の中で迎える。

2018年度-大学生外野手のドラフト候補リスト

阪神は大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)を1位指名の最有力候補に挙げる。ただ競合は必至。抽選に外れた場合、辰己は外れ1位候補の一人となる。この日は阪神など5球団が視察。広島の鞘師スカウトも「足と肩はすぐに通用する。来季、開幕から試合に出ても不思議ではない」と賛辞を惜しまない。

「盗塁はあまり意識していなかった」とこの春まで大学通算11盗塁ながら、この秋は5盗塁。「上のレベルでやるとなったら、ギリギリの勝負になる」とスタートやリードの幅を意識し始め、盗塁急増につなげた。

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