侍ジャパン大学代表選考合宿がいよいよ明日から、注目選手は?

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侍ジャパン大学代表選考合宿が、明日から平塚の「バッティングパレス相石スタジアムひらつか」で行われる。

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投手陣の注目選手

BIG3は常広羽也斗投手、西舘勇陽投手、細野晴希投手。

昨年12月の強化合宿にも参加してその実力を見せた他、大学野球選手権で日本一となり、MVPを獲得した青山学院大の常広羽也斗投手が注目される事になる。合宿直前まで登板をしている疲れもあるが、選手権の決勝に合わせてきたような所もあり、紅白戦では本調子の投球が見られそうだ。

他には東都リーグで春はやや不調だった中央大・西舘勇陽投手だが、個人的には全く心配をしておらず、余裕を持った中で代表候補の揃う打者を抑える力がある。同じく東洋大の細野晴希投手も他の投手より1ランク上に位置にいると思うが、東都リーグの1部2部入れ替え戦が23日から行われ、そちらに向けた調整のような形になるだろう。

大商大の上田大河投手は昨年も代表入りし、スケール的にはBIG3に並ぶが、昨年12月に状態が良くなくて紅白戦で打ち込まれた所もあり、大学野球選手権でももう1ランク上の投球を期待していた。紅白戦でどのような投球を見せるか注目したい。名城大の松本凌人投手は球の勢いのあるサイドハンドだが、春は調子が良くなかった。変速右腕はプロも求める所で、復調の投球を見たい。そしてBIG3の間に入ってきそうなのが名城大の岩井俊介投手。恵まれた体から155キロの速球を投げ、広島や中日がスカウト会議で上位候補に名前を挙げており、この春に一気に評価を挙げた投手と言える。

投手の層はまだ厚い。中央では春に東都リーグで6勝を挙げた草加勝投手、3勝0敗で防御率2位の青山学院大・下村海翔投手、東都2部で春は3勝3敗だが防御率2位でスケールの大きさも注目される専修大の西舘昂汰投手、東京六で抜群のコントロールで3勝0敗、防御率0点台の明治大・村田賢一投手と選手権で好投した蒔田稔投手、東京六で4勝0敗の法政大・尾崎完太投手、東都リーグで春は2勝3敗だったものの、投げる球自体は悪くない国学院大・武内夏暉投手などが注目される。

地方組でも150キロを超すストレートで圧倒的な投球を見せた九州共立大の木村仁投手、選手権でも150キロ前後の威力ある球を見せた星槎道都大・滝田一希投手、威力ある150キロ台のストレートを投げる東北福祉大の北畑玲央投手や平成国際大の冨士隼斗投手、そして選手権で素晴らしい投球の桐蔭横浜大・古謝樹投手なども注目される。3年生で来年のバリバリドラフト1位候補の篠木健太郎もおり、非常に注目される。

投手では環太平洋大の徳山一翔投手と中央学院大の清水一眞投手の3年生2人が辞退となり見られないのは残念だが、12月の合宿にも呼ばれて参加してほしい。

野手の注目選手

今年の候補では上武大の進藤勇也捕手、慶応大の広瀬隆太選手、明治大の上田希由翔選手、来年のドラフト候補では明治大の宗山塁選手と大阪商業大の渡部聖弥選手が注目される。

進藤勇也選手は肩の強さはプロでも上位レベル、春は故障もあり試合出場が少なかったが、打撃を紅白戦で見せたい。広瀬隆太選手は春の東京六で5本塁打、打率が低く確実性の部分でアピールをしたい。上田希由翔選手は対応力の高い打撃が持ち味で、逆に広い球場で狙ってのホームランなども見てみたい気がする。

宗山塁選手は昨年に比べてこの春は良くなく、昨年12月の合宿でも打撃練習ではやや調子が良くなかったが、この合宿であらためてチェックをしたい。ショートの守備があるので評価が下がることはない。渡部聖弥選手も春のリーグ戦ではやや不調だったが、選手権でその力を見せた。こちらも来年のドラフト会議まで評価を落とすことは無いだろう。

他に捕手では体は小さいが素早いモーションで進藤選手と同等レベルの二塁送球タイムを記録する日大の友田佑卓選手、高校時から活躍し期待されている慶応大の宮崎恭輔選手と関西大の有馬諒選手、そして強肩にプロが注目する流通経済大の萩原義輝捕手、選手権で活躍し追加招集の坂本達也選手も注目される。

内野手では青学大の佐々木泰選手が代表候補に復帰し代表入りを目指したい。遊撃手候補として宗山選手の他に仙台大の辻本倫太郎選手、国学院大3年の柳舘憲吾選手などが12月に続いて招集され、東洋大2年のスケールの大きな遊撃手・宮下朝陽選手や、選手権で打撃や守備でチームを率いた鹿屋体育大の原俊太も注目される。

高打率の法政大のサード・武川廉選手と3本塁打の法政大の内海貴斗選手、そして早稲田大・熊田任洋選手と立教大・西川晋太郎選手のセカンド対決も注目される。

外野手では俊足選手が目立つ中で、青山学院大の西川史礁選手が春に.364で2位の打率に3本塁打を記録、体もある選手で長打が期待できる。

俊足NO.1は?

合宿では50mの計測も注目される。12月は山梨学院大の宮崎一樹選手が5秒91でトップ、日体大の松浦佑星選手が5秒95で2位、青学大の中島大輔選手が5秒98で3位だったが、松浦選手は今合宿は参加せずに残念。それでも春に20盗塁を記録した白鴎大・福島圭音選手や明治大の飯森太慈選手などがトップ争いに加わってきそうで注目される。

【2023】侍ジャパン大学代表メンバー
2023年7月8日から米ノースカロライナ、サウスカロライナで行われる日米大学野球選手権に出場する、侍ジャパン大学代表チームメンバー26人が決定しました。
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