法政大の150キロ左腕・尾崎完太投手が今秋初登板、DeNAなど5球団視察し中日が評価

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法政大の150キロ左腕・尾崎完太投手が今秋初登板し、3回を無失点に抑えて勝利投手となった。

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夏に壁に当たる

尾崎完太投手は最速150キロを投げる左腕投手で、今春は4勝0敗の成績を残すなどリーグ通算8勝をあげている。

しかしこの夏に「大学生活で一番大きな壁」に当たり、オープン戦でも打ち込まれる試合があった。しかし、考えすぎないようにし、また、周りを見て投げるという心境にたどり着き、この日はリーグ戦初登板をした。

2点リードの4回に登板すると、145キロのストレートは抜ける球があり2つの四球を与えたものの、110キロ台のカーブとのコンビネーションで、3回をノーヒット5奪三振無失点に抑えて勝利した。吉鶴が頑張っている中で、いつでも行ける準備をしていた。先発の方が投げやすいですが、任された仕事を全力でやるだけ」」と話した。

この日は横浜DeNAなど5球団のスカウトが視察をしたが、中日の八木スカウトは「全体的にうまくまとめている。体も動いている。真っすぐは最近みた中では一番いい」と評価した。

大学生の注目左腕投手が侍ジャパン大学代表などで好投を見せる中で、色々な思いもあったと思うが、今は目の前の試合で全力で腕をふること、その結果、ドラフト会議での指名が見えてくる。

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