侍ジャパントップチームは、3月に開催される欧州代表との強化試合に、明治大の宗山塁選手がリストアップされていると報じられたが、青山学院大の外野手・西川史礁選手と、愛知工業大の157キロ右腕・中村優斗投手もリストアップされていることがわかった。
各ポジションのNO.1でドラフト1位候補
3月の欧州代表との強化試合を戦う侍ジャパントップチームは、昨日の報道で、明治大の宗山塁選手がリストアップされていると報じられていたが、青山学院大の外野手・西川史礁選手と、愛知工業大の中村優斗投手もリストアップされているという。
西川選手は昨年春のリーグ戦で3本塁打を放ち、打率.364、10打点でMVPを獲得する活躍を見せた。フルスイングでしっかりと当ててレフトスタンドの奥深くに運ぶホームランが魅力で、外野手の今年のドラフト1位候補と注目されている。
また、中村投手は昨年12月の侍ジャパン大学代表候補強化合宿の紅白戦で157キロを記録、常時150キロを中盤を記録する速球とスプリットなどが魅力で、視察した井端監督も「無理なく出している」と球威を評価していた。宗山選手と西川選手は昨年の侍ジャパン大学代表でプレーをしているが、中村投手はこれまで代表の経験は無く、大学代表よりも先に、いきなりトップチームでのデビューとなるかもしれない。
大学生で代表入りとなれば、2013年に九州共立大の大瀬良大地投手と明治大の岡大海選手が台湾との強化試合でトップチームに選ばれているが、この時は11月に行われており、契約前だったものの、既にドラフト会議で指名された後だった。
宗山選手、西川選手、中村投手がトップチーム入りとなれば、その年のドラフト候補が加わるのは初めてとなり、3選手ともドラフト1位候補としてアマチュアスカウトが注目する事になる。
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