阪神、大阪桐蔭の試合に和田TAなど12人態勢で視察、藤原選手・根尾選手を最高評価

大阪桐蔭, 藤原恭大, 根尾昂, 柿木蓮

大阪桐蔭の藤原恭大選手、根尾昂選手の獲得を目指す阪神は、甲子園で行われた大阪桐蔭の初戦に、和田TAなど12人態勢で視察を行った。

藤原&根尾選手を評価

藤原選手は4番センターで出場し、ライト前ヒットを相手の外野手が後逸するとものすごい加速を見せ、ホームまで一気に還った。外野手のエラーで打者がホームインする事はあるが、ぎりぎりのプレーになることも多い。しかし、50m5.7秒の藤原選手は全力で走り切り、相手のボールの返球に余裕で間に合うものだった。

この足に阪神の球団幹部は「速いですね。今うちに入ってもトップクラス。10年ぐらいレギュラーを張れるんじゃないですか」と話した。また、根尾選手のショートの守備や3ベースヒットなどを見て球団幹部は「投手もやるしね。外野をやらせても面白い。遊撃は試合を重ねるたびにうまくなっている。色々な可能性がある。新庄みたいですね」と評価した。

1年時から二人を追い続けてきた畑山チーフスカウトも「将来、スター選手になれる逸材であることは間違いない。森、大谷らもそうだけど一流になる選手は高校生の時に輝きを放っていた。彼らもそういうところを持っている」と最大の評価をしている。また先発して146キロを記録し完投した柿木蓮投手についても畑山チーフスカウトは「プロ向き」と評価し、3人について「見る者をワクワクさせて魅了できる。将来、プロで中心選手、スター選手になれる逸材」と話した。

阪神はポスト福留、糸井として藤原選手、ポスト鳥谷の選手がなかなか定着しないショートで根尾選手と、両方欲しいが共に他球団も狙う1位候補、どちらかを指名する事になる。藤原選手を有力とする報道もあるが、最終的な決断は金本監督が行う。金本監督はこの日、「ちょっとだけ見た。ちょっとだけね」と話し、テレビで二人のプレーを見たという。そして「もうお任せですよ」と話し、最終的にスカウトがどちらを推してくるかがポイントとなる。

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「5番・遊撃」で先発した根尾は、七回2死で二遊間を抜けそうなゴロを、腕を伸ばして捕球。一回転して、一塁へ鋭い送球を投じてアウトにした。

 「ずっと試合に出てきた経験を生かせた」と控えめに振り返ったが、強靱(じん)な体幹、球際の強さを示す高校生離れしたプレーだった。球団幹部は「投手もやるしね。外野をやらせても面白い。遊撃は試合を重ねるたびにうまくなっている。色々な可能性がある。新庄みたいですね」。抜群の身体能力で、日米の野球界を沸かせたスターと重ね合わせた。

 「4番・中堅」の藤原は足で魅せた。八回2死二塁で右前打を放つと、右翼手が後逸。その間に50メートル走5秒7の俊足で一気に本塁を陥れ、「隙があれば次へという意識が植え付けられているので」と胸を張った。

 「速いですね。今うちに入ってもトップクラス。10年ぐらいレギュラーを張れるんじゃないですか」と球団幹部。4番として通算29本塁打を放つ打力も兼ね備えており、福留&糸井の後釜を担う左の主軸打者として熱視線を送り続けた。

 1年時から追い続けている担当の畑山チーフスカウトも、2人への賛辞を惜しまなかった。常々、大舞台で活躍することも評価のポイントに挙げており、この試合のプレーには顔をほころばせた。

 「将来、スター選手になれる逸材であることは間違いない。森(西武)、大谷(エンゼルス)らもそうだけど一流になる選手は高校生の時に輝きを放っていた。彼らもそういうところを持っている」

今秋のドラフト会議(10月25日)で大阪桐蔭・藤原を1位最有力候補に掲げる阪神は11人態勢で視察。畑山チーフスカウトは藤原について「(大阪)予選から好調をキープして強いスイングをみせている。(右膝の)けがが万全という、引っ張った強い打球が出ている。走りも含めてね」と絶賛。根尾は「(ソフトバンクの)今宮みたい」、柿木は「プロ向き」と評価し「見る者をワクワクさせて魅了できる。将来、プロで中心選手、スター選手になれる逸材」と投打のトリオに目を細めた。

阪神・金本知憲監督(50)が6日、7日の巨人戦に備えて空路で東上した。この日は甲子園で行われている高校野球に優勝候補の大阪桐蔭(北大阪)が初登場。金本監督も「ちょっとだけ(テレビで)見た。ちょっとだけね」。阪神が今秋のドラフト1位最有力候補に掲げる藤原恭大外野手(3年)が出場していただけに、気になっていたようだ。藤原は監督の目からみてもいいか? との問いに「もう(スカウトに)お任せですよ」とニヤリと笑った。


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