阪神、東洋大・上茶谷大河投手などを谷本球団本部長、和田TAなど9人で視察

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阪神は、東都大学リーグの東洋大vs亜細亜大、国学院大vs駒澤大の試合に、谷本球団本部長、和田TA以下9人で視察を行った。

上茶谷投手

この日の神宮球場には、阪神の谷本球団本部長、和田TA、佐野アマ統括スカウトの他にスカウトなど9人が姿を見せた。バックネットに並ぶ一方、谷本球団本部長はやや距離を置いて三塁側スタンドに座った。

この日は1戦目で東洋大と亜細亜大が対戦し、東洋大の上茶谷大河投手と亜細亜大の中村稔弥投手の両エースが先発する。この日の上茶谷投手は球速は平均で145キロ超を記録したが、初回から制球を乱して3連続四球を与えると、味方のエラーも絡みいきなり3失点と、苦しい立ち上がりとなった。その後は立ち直りを見せたものの、6回2/3で4失点(自責点1)で降板し敗戦投手となった。

上茶谷投手は「丁寧にいきすぎて守りのリズムを悪くした。3回からは腕を振れていた」と話し、悔しさをあらわにした。この日、プロ志望届を提出しており、大勢のスカウトが来ていることはおそらく感じていたと思うが、その辺も影響をしているかもしれない。

しかし、視察をしたスカウトからは変わらずの高い評価の声が続く。巨人の吉武スカウトは「安定したスピードが出ている」と話した。そして阪神のスカウト陣からも、谷本球団本部長は、「思っていた以上にいいピッチャーですね。横から見ていて、美しいフォームでボールも伸びていた。スライダーのキレもよかったですしね」と話した。そして「百聞は一見にしかずですね」と話し、結果だけではわからない上茶谷投手の投球に笑顔を見せた。

阪神はこの日、東都リーグ終了後の神宮球場でヤクルト戦があり、この日2試合目の国学院大vs駒澤大の試合も視察、150キロ右腕の清水昇投手や白銀滉大投手なども視察した。その後、室内練習場で試合前の練習をしていたチームに合流し、金本監督と佐野統括スカウトが約40分にわたって会談をした。

この日の試合はヤクルトに9失点して敗れた阪神、150キロ級の球を投げる東都の各チームのエースたちの姿がどのように印象づけられたか。大阪桐蔭の藤原恭大選手や根尾昂選手など、将来の中心選手をそろえたい今年のドラフトではあるが、メッセンジャー選手を欠くと投手の軸がなくなるチーム状況で、また、金本監督の状況も徐々に良くない雰囲気になっており、ドラフトでは即戦力投手の獲得という決断もありそうだ。

阪神スカウトは今日も東都リーグを視察し、甲斐野央投手、梅津晃大投手も視察するだろう。明日も情報を待ちたい。

阪神タイガースのドラフト会議
2018年度-東都大学リーグのドラフト候補リスト

バックネット裏から和田TA、佐野アマ統括スカウトらが上茶谷に熱視線を送った。三塁側スタンドには、谷本球団本部長の姿もあった。スカウティング部門の要人が集結してドラフト1位候補右腕をチェック。その事実こそ即戦力投手が重要な補強ポイントであることを物語っている。
谷本球団本部長は「思っていた以上にいいピッチャーですね。横から見ていて、美しいフォームでボールも伸びていた。スライダーのキレもよかったですしね」と高評価を口にした。
大学野球終了後に、チームが試合前練習を行っていた室内練習場をスカウト陣が訪れ、約40分間、佐野統括スカウトと金本監督が会談。ドラフトまで残り約1カ月、慎重に戦略を練っていく。

「百聞は一見にしかずですね」と思わずほほ笑んだ。まずは第1試合の東洋大-亜大。東洋大の最速151キロ右腕、上茶谷に熱視線。一回に3連続四球などで3失点も、6回2/3を4安打4失点(自責1)でまとめた。最速147キロで敗戦投手となったが、同副社長は「思っていた以上にいい投手。ボールも伸びていた。スライダーもキレがありますね。美しいフォーム」とうなった。

初回の失点が響いた。152キロ右腕・上茶谷は、2死から3連続四球で満塁とすると、失策も絡んで3失点。「丁寧にいきすぎた。3回からは腕を振れていた」と悔しがったが、巨人・吉武スカウトは「安定したスピードが出ている」と評価した。上茶谷と、153キロ右腕の梅津晃大、守護神の甲斐野央(ひろし)、主将の中川はこの日、プロ志望届を提出した。


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