大阪桐蔭が逆転勝利、柿木蓮投手が復活の148キロ締め、プロ7球団注目

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北大阪大会準決勝では、大阪桐蔭が履正社を相手に土壇場で逆転し勝利した。プロ注目の柿木蓮投手が9回にリリーフで登板し、最速148キロを記録した。

9回2アウトから

大阪桐蔭は根尾昂投手が先発し、いつも通り140キロ台のストレートと変化球を、コースに決めていく安定した投球、最速は147キロで履正社を相手にも格の違いを見せ、6回まで無失点に抑えた。しかし7回、味方が3点を奪うと気持ちに変化があったのかその裏に1点を許し、8回裏には3点を奪われ逆転をされてしまう。披露もあってかストレートの球威が遅くなり、シュート回転をし始めていた。

残る攻撃は9回の1イニングのみ、大阪桐蔭は先頭打者が種類をしたものの、送りバントをフライにして併殺で2アウトまで追い込まれた。しかしここで2番・宮崎仁斗選手が四球を選ぶと、3番・中川卓也選手も粘りながら四球を選ぶ。そして恐怖の4番、5番、藤原恭大選手と根尾昂選手も四球を選び、押し出しで同点に追いつく。最後は6番の山田健太選手が2点タイムリーヒットを打ち試合を決めた。

そしてその裏、エースが進化を見せた。柿木蓮投手が登板すると、力のあるストレートを投げ込む。自己最速を更新する148キロを記録し、履正社の打者にスキを与えず3人で抑えた。大阪桐蔭の貫禄と迫力が見せた逆転勝利だった。

プロ7球団が視察

この日は巨人、広島、埼玉西武、阪神など7球団のスカウトや編成担当者が訪れ、2人態勢で視察した阪神は、畑山俊二チーフアマスカウトが、「根尾も藤原もここ一番のチャンスやピンチの場面で力を発揮できるし、集中力が高い。そういう選手がプロでも活躍する」と評価した。

この勝利で甲子園に一歩近づいた大阪桐蔭、根尾選手、藤原選手はもちろん、柿木投手や中川選手にとってもアピールの機会が続く大きな勝利だった。決勝では大阪学院大高校と対戦する。

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宮崎、中川、藤原、根尾の4連続四球で同点。絶体絶命でも各打者がしっかりと浜内の球を見極める冷静さがあった。さらに、山田が左前へ勝ち越しの2点適時打。仲間がつないだチャンスから激戦に終止符を打った背番号4は「集大成の大会。ここで弱気にはなれない」と胸を張った。中川は「ここで負けるようなチームはつくっていません」と言ったが、内心は「ちょっとやばいなと思っていました」と笑った。
 5回までに4併殺打。準々決勝に続いて先発した今秋ドラフト1位候補の根尾も、147キロを計測して0を並べた6回までと一転、終盤は苦しんだ。7回に1点。8回は攻撃で無死満塁を逃した悪い流れのまま、3点を失って逆転された。それでも、それでも、勝ちきる。根尾は「厳しい試合を経験してきたし、相手の方から崩れた。経験の差だと思う」とうなずいた。
 9回からエース柿木が登板。自己最速タイの148キロを叩き出し、激戦を締めくくった。

大阪桐蔭―履正社の黄金カードとあって、巨人や広島、西武など7球団17人のスカウトや編成担当者が集結した。ドラフト1位候補の大阪桐蔭・藤原&根尾に密着マークを続ける阪神は2人態勢で視察。担当の畑山俊二チーフアマスカウトは「根尾も藤原もここ一番のチャンスやピンチの場面で力を発揮できるし、集中力が高い。そういう選手がプロでも活躍する」と評価した。

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