星稜2年・奥川恭伸投手が150キロ、阪神、千葉ロッテスカウトが評価

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星稜の2年生エース・奥川恭伸投手が、甲子園大会1回戦の藤蔭戦で150キロを記録した。甲子園で2年生が150キロを記録したのは、田中将大投手、大谷翔平投手、安楽智大投手以来4人目。

目標一つ達成

奥川恭伸投手はこの日、初回に自己最速を更新する148キロを記録するなど145キロ以上のストレートを投げ続ける。2回に入ると球速をやや落とし打たせて取るピッチングに変えたが、監督よりこの回までと伝えられていた8回に再びギアを入れると、自己最速の150キロを記録した。

奥川投手はグラブをボールで軽くたたくリラックスしたセットアップから、リリースの時に力を入れるスタイルで、伸びのあるストレートを投げていた。また、右打者の外角に曲がるスライダーも抜群で8つの三振を奪った。7回にはそのストレートに合わされ始めて3安打で2失点、また力をいれた8回は2アウトから四球を与えて1失点し、8回8安打8奪三振4失点という内容だった。

2年生で、甲子園で150キロを記録したのは、田中将大投手、大谷翔平投手、安楽智大投手に続いて4人目となる。今大会では他にも2年生で横浜の及川雅貴投手、創志学園の西純矢投手が150キロを投げ、甲子園で登板すれば150キロ越えが確実と期待されている。また、木更津総合の149キロ右腕・根本太一投手や、日大三の井上広輝投手も147キロを記録しており、150キロ達成が期待される。その中で、まずは一足早く奥川投手が記録し、これから投げる投手に火をつけたのは間違いなく、さらに球速を上回ってくるだろう。

視察をしていた阪神の筒井スカウトは「インパクトがあった。来年が楽しみ」と評価、また千葉ロッテの永野チーフスカウトも「来年の1位候補。コントロールが良く、守備も含めて野球センスがある」と評価した。「変化球が悪く、直球しか投げられなかった」と話し、「150キロが出たのはうれしいけど、まだまだできると思っている。きょうは60点です」と話した奥川投手、まだ伸びしろもある投手で、来年までに怪物クラスの投手になっているだろう。

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ナインは多くの思いを背負ってバックを守った。先発を託された2年生右腕・奥川恭伸は“松井効果”で粘投した。始球式直後に握手を交わし、「松井さんに『頑張って』と言われて、絶対に勝たないといけないと思った」と笑顔。「(始球式の)あの時間でリラックスできました」。初回1死から自己最速を1キロ更新する148キロ。6点リードで迎えた8回には、150キロをマークした。2年生の甲子園での150キロ超えは、05年夏の駒大苫小牧・田中将大、11年夏の花巻東・大谷翔平、13年春夏の済美・安楽智大以来、4人目だ。

 「8回は最後(交代)と聞いていたので、気持ちを切り替えて思い切りいった。150キロが出たのはうれしいけど、まだまだできると思っている。きょうは60点です」と自己採点した。

これまで最速147キロだった右腕が、初回、いきなり148キロを叩き出す。この回限りでの交代が告げられていた8回はギアを一段上げ、150キロを出した。甲子園で投げた2年生では駒大苫小牧・田中、花巻東・大谷という、のちのメジャー投手に並ぶ球速。「変化球が悪く、直球しか投げられなかった」と4失点を反省しながらも、「絶対に勝たないといけなかった。(松井氏の始球式に)花を添えられたのかなと思います」と喜んだ。

初回からエンジン全開。3球目に自己最速を1キロ更新する148キロ。圧巻は八回だ。この回での降板を林監督から告げられており、「もう一度立ち上がりの気持ちで投げました」とギアを入れ直した。3番・御手洗への初球で大台到達。4万2000人の大観衆を魅了した。
 阪神の筒井スカウトは「インパクトがあった。来年が楽しみ」と評価した

星稜・奥川が150キロを出した。スピードガンが普及した80年以降、甲子園で2年生による150キロ以上は05年田中(駒大苫小牧)11年大谷(花巻東)13年安楽(済美)に次いで4人目になる。田中と大谷は救援登板。先発では安楽に次いで2人目だ。開幕戦からいきなり150キロは珍しい。春の開幕では10年に西浦(天理)が敦賀気比戦で152キロを出したが、夏の開幕戦は例がない。

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