智弁学園で岡本和真選手・廣岡大志選手とプレーした法政大・吉岡郁哉選手がサヨナラ、来年は王子でプレー

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法政大は2-2の同点で迎えた9回裏、ノーアウト2,3塁の場面で代打を告げられたのは、吉岡郁哉選手だった。

智弁学園で岡本選手と主軸

吉岡郁哉選手は智弁学園出身だが、高校3年だった2014年は、その年のドラフト1位で巨人に指名された岡本和真選手や、1年下には翌年のドラフト2位で東京ヤクルトに指名された廣岡大志選手がいたが、その中でチャンスに強い打撃で岡本選手が3番を打って、吉岡選手が4番を打った。高校通算は27本塁打を数えた。また、守備でも廣岡選手を外野やサードに守らせ、吉岡選手がショートを守った。

プロに進んだ岡本選手が今年、巨人の4番として大活躍を見せ、廣岡選手も期待を背負って1軍などでプレーをしている。吉岡選手は法政大に進むと、2年秋に1打席を経験したものの、その後もレギュラーとして出場はなく、この春に18打数を打ったが4安打で打率は.222だった。

この秋も代打などが中心、しかしこの日、2-2の同点で、ノーアウト2,3塁の場面で青木監督から指名されたのは吉岡選手だった。吉岡選手は犠牲フライでもよかったが、しっかりとレフト前にはじき返すサヨナラヒットを放ち、サヨナラの輪の中心に入った。吉岡選手は前日も2-3の9回1アウトから代打で登場し、同点につながるセンター前ヒットを打っている。4年生の秋にようやく努力が実った。

岡本選手については「スタメンを取るのも厳しい球団なのに、すごいな、のひと言です」と話して応援するとともに刺激を受けている。来年は社会人野球の王子に進むことが決まっており、将来的にはプロ入りを目標としている。現在はチームの役割で代打の切り札として「スタメンではなくても勝利に貢献することが大事。」と話し、「優勝経験が1度もないので優勝したいです」と目の前の目標に必死となっている。

今年秋に東京六大学で優勝し、その経験を元に王子ではショートのレギュラーを取って、4番としてチャンスに強い打撃をしてほしい。

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巨人の不動の4番に成長したかつての盟友について「スタメンを取るのも厳しい球団なのに、すごいな、のひと言です」。来年からは社会人野球の王子でプレーする予定で、将来的にはプロ入りが目標だ。ただ、その前にやり残したことがある。「優勝経験が1度もないので優勝したいです」。12年秋を最後に遠ざかっているリーグVを目指し、チャンスでの出番を待つ。

智弁学園(奈良)出身の4年生。3年春夏に甲子園に出場し、岡本(現巨人)の後ろの4番を務めた。岡本が敬遠された後に見せる勝負強さは大学でも健在だ。引き分けだった前日も2―3の9回1死から代打で同点につながる中前打を放った。「こういう場面でも動じない。彼しかいない」と指揮官。吉岡は巨人の4番として活躍する元同僚の姿に「自分も頑張らなければ」と刺激を受け「スタメンではなくても勝利に貢献することが大事。日本一しか狙っていない」と力強く言った。

智弁学園時代は高校通算27本塁打で、巨人・岡本の後ろを任されていた。今季プロの世界でブレークした同級生の姿に「刺激をもらっている。自分も頑張っていかないと」と奮起。勝負強さには定評があり、青木久典監督は「ここは彼しかいない。いい場面で打ってくれました」と手放しでほめた。

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