関大・山本隆広投手がドラフト候補対決に勝利、10球団が視察

関西大, 立命館大, 辰己涼介, 山本隆広, 山上大輔

関西学生リーグでは関西大vs立命館大の試合が行われ、ドラフト候補の関大・山本隆広投手と、立命大の山上大輔投手、辰己涼介選手の対戦に10球団のスカウトが視察に訪れた。

12奪三振1失点完投

主役は山本隆広投手だった。この日は「真っすぐもいいスピンがかかっていたので、真っすぐを生かすための変化球というイメージでした。」と話し、「スピンは今季で一番良かったかなと思います」と話した。140キロ中盤のストレートとキレのある縦のスライダーが冴え、9回を投げて7安打を許すも1失点、要所で三振を奪い12奪三振を記録した。

ドラフト1位候補の立命館・辰己涼介選手には、9回にライト前ヒットを許したものの、4打数1安打に抑え、「このリーグで一番いいバッター。辰己を抑えれば相手が盛り上がらないと思うので、そこは意識していました」と意識して抑えた。

気合を見せた。山本投手は3月末に右ひじの剥離骨折が見つかり、春は登板できなかった。「僕は春にケガをして、スタートラインから遅れている。結果を出さないといけない」と話し、この秋は4勝はリーグトップ、防御率1.43はリーグ3位、56回2/3を投げて49奪三振もリーグトップの奪三振数となっている。春にアピールできなかった分、秋にしっかりとアピールをしている。

この日はドラフト候補対決という事もあり、10球団15人のスカウトが視察に訪れた。

辰己選手は意地の1安打1盗塁

1-4で敗れた立命館大、辰己涼介選手は9回にようやくヒットを打すと、すかさず二盗を決め、集まったスカウトに打撃と足を見せた。打てなかったんですけど、調子がいいので振れすぎていました。紙一重という感じ。切り替えて明日頑張りたい」と話した。

ドラフト会議まで日にちが迫ってきており、辰己選手は「評価してもらえたらありがたいが不安はあるし、ワクワクもある。僕は決められないので、何か1つでもアピールできればと思ってやっています」と話し、心境を語った。

150キロ右腕の山上大輔投手は7回を投げて7安打7奪三振で4失点、4回には自らの暴投で失点し3点を失うと、5回には味方のエラーで1失点した。自責点は1だった。山上選手は今季はこれで3勝2敗、防御率は1.57で山本投手と争っている。

両チームは今週のこのカードが終わると、最終週の10月20日からの試合が最後となる。ドラフト候補の150キロ右腕、そして辰己選手が、最終的にどのような評価になり、ドラフト会議では何位で指名されるのかが注目される。

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運命の日を前に猛烈にアピールした。最速150キロ右腕・山本隆が、今春のリーグ王者・立命大相手に12奪三振で1失点完投。スタンドに駆けつけた10球団15人以上のスカウトらに存在感を示した。

キレのいい直球に変化球を効果的に織り交ぜながら、相手に的を絞らせず7安打1失点完投で勝利に導いた。「真っすぐもいいスピンがかかっていたので、真っすぐを生かすための変化球というイメージでした。スピンは今季で一番良かったかなと思います」と上り調子を実感していた。今秋ドラフト1位候補の立命大・辰己涼介外野手(4年=社)とは今季初対戦し4打数1安打に抑えた。「このリーグで一番いいバッター。辰己を抑えれば相手が盛り上がらないと思うので、そこは意識していました」と狙い通りの投球を見せた。

12三振を奪い、1失点で完投した右投手は「リーグで一番いいバッターを抑えられて自信になる」。春は右肘のけがで投げられなかっただけに「スタートラインで出遅れているので、結果にこだわりたい」と話した。

運命のドラフト会議が25日と迫るが「評価してもらえたらありがたい。僕は決められないので、何か1つでもアピールできればと思ってやっています」とこちらも平常心だった。


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