ドラフト候補として注目される明治大の俊足外野手・丸山和郁選手が、ドラフト直前となる10月9日の東大戦でホームランと好走塁をみせた。視察した6球団のスカウトにアピールとなった。
広島、オリックスのスカウトが評価
丸山和郁選手はこの日、5回にレフト線の2ベースヒットを打つと、相手の中継ミスを見逃さずに三塁へ進んだ。また8回には、ライトスタンドへホームランを放ち、大学初本塁打を記録した。
丸山選手は前橋育英時代から50m5.8秒の俊足が注目され、3年夏に出場した甲子園では1大会最多タイ記録となる8盗塁を記録した。大学でも2年時に侍ジャパン大学代表に選出されるなど注目され、現時点でリーグ通算打率.300、17打点、11盗塁を記録している。
この日は6球団のスカウトが視察をしたが、広島の苑田スカウト部長は「足と瞬時の判断。行けない人は行けない。」と話し、オリックスの早川スカウトも「足、守備の能力は高く、早くから戦力となる選手」と評価、千葉ロッテの榎チーフスカウトも「よくなってきた。インパクトが強い」と評価した。
この日はの明治大は、プロ志望届を提出しているエース・竹田祐投手も7回4安打9奪三振無失点の投球をみせドラフト前のアピールをした。広島・苑田スカウトは「今日が一番良かった。下が粘れて、肩が開かない」と評価した。
鋭い走塁とハードな打撃、守備を見せる丸山選手。千葉ロッテの岡選手のような感じがある。スイングも強く、今日のようなホームランももっと打てるのではないかと思うが、俊足外野手としてどのような評価となるか、ドラフト会議の指名に注目したい。
▽広島苑田スカウト統括部長(ネット裏で視察)「(丸山の5回の三進は)足と瞬時の判断。行けない人は行けない。(先発竹田は)今日が一番良かった。下が粘れて、肩が開かない」
「外野の守備、走塁はプロで十分通用する高いレベルにある」。スカウト陣の評価は一致する。前橋育英高時代は3年夏の甲子園で1大会最多タイ記録となる8盗塁。明大ではリーグ通算打率・300、17打点、11盗塁を記録する。
視察したオリックス・早川スカウトは「足、守備の能力は高く、早くから戦力となる選手」と評価した。
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